ときには業務用食材
2017年4月27日
ゼロ・ウェイストの有名どころの人に言わせると、食品のパッケージゴミ問題に関しては「量り売りで買い物しましょう、さて、量り売りで買い物をする方法は云々…」っていう感じじゃないですか。
そもそも量り売りが無い場合となると、日持ちするものは大きいパッケージで買う、プラスチックではなくガラスや紙のパッケージで買う、程度の対策しかなく(あとは、自分で作る? でも作るにしても材料のパッケージが…笑)、今一つぱっとしません。劇的な変化に乏しいので正直ちょっとつまらないです。
とはいえ、現実的にできることからやっていくしかないわけで。
一昨日仕事をお休みして合羽橋(キッチン用品・業務用食材問屋街)に買い物に行ったのですが、ちょうどカレー粉を切らしていたので、いつも使っているものの業務用を購入してきました。
今まで使っていたもの。
内容量:37g
価格:330円
今回買ってきたもの。
内容量:400g
価格:1200円
量は10倍以上なのに、値段は4倍以下!
いままで、大きいパッケージで買ったらその分パッケージ自体も大きくなるのだから、そこまでの差は出ないのでは?とか、家にある量が多いと贅沢に使ってしまって却って良くないのでは?などと思っていたのですが、実際数字で見て見ると、これはどちらかというとファイナンス的な観点から是非とも採用すべきだと思いました。
ちなみに、いずれも、賞味期間は36ヶ月です。いつも37gを1ヶ月半くらいで使い切ってしまうので、その点は余裕です。
ただ、やはり全てにおいてこの方法で、というわけにはいかないと思います。常備している粒マスタードの小瓶の業務用サイズも見つけたのですが、こちらは買わないでおきました。
というのも、カレー粉は必要量以上を投入すればかえって料理の味を損なうでしょうから、きちんと計量して適正な量だけを使いますが、マスタードはそのあたりがアバウトなので、あればあるほど油断して消費してしまいそうな気がするからです。
ところで、バルクが無いときどうするか、というアイデアの中で一つものすごく斬新なものを見かけました。
曰く、「パスタやお米がパッケージ入りのものしかないならば、ジャガイモやサツマイモで代用」。
……確かにある程度視点を変えるのは大事だと思いますが……。
ジャガイモ今年は品薄だしねぇ…。