重曹を使ったデオドラント

デオドラントは数年来とある市販のナチュラル系のものを使ってきました。

使用感には満足していましたが、ちょっとお高いこと、自然食品店など特別なところに出向かないと置いていないことには不満を持っていました。

昨年の夏の終わりに手元のボトルを使い終えたので、その機会に重曹使用の自作に切り替えました。

 

最初は昨日紹介した佐光さんの本に載っているやり方「パフでそのままつける」を試してみたのですが、

私の使っている重曹の粒子が粗いのか、きちんと付いている気がしないのと、ざらざらするのがちょっと不快だったのとで、日常の使い方としては却下しました(旅行の時には運ぶのに軽くていいんじゃないかと思います)。

 

インターネット上でレシピを検索してみたところ、何かを混ぜるとすれば、水かココナッツオイルが一般的なようです。脇に油というのは服に染みつきそうでちょっと抵抗があるので、とりあえず水で試してみることにしました。

レシピはこちらからいただきました。

 

使ってみたところ、ショッキングなことに(笑)、今までの高価な市販品と比べ遜色ない使用感・効果です(効果については、使い始めたのが盛夏を過ぎていましたので、今年の夏が終わる頃にはまた違う感想になっているのかもしれませんが)。半年くらい毎日使い続けて、皮膚に特段の悪い変化もありません。

ボトル一本2000円近く払っていたところを、一回に換算すると数円程度の材料費で同等のものが作れ、しかもゴミが出ず、香りは自分の好みの精油が選べる。切らしてしまっても、家に材料がある限りは、買い物に行く手間がない。良いこと尽くしです。

 

ただ一つ問題は、暖房を使わない我が家の、その中でも一番寒い洗面所で、裸の脇に水スプレーするときの気の重さです。この時ばかりは油染みができようとココナッツオイルにしておけばよかったと毎朝心から悔やむのでした。

 

※但し、重曹のみのデオドラントは長く使ううちに皮膚がアルカリ性に傾いてしまい、却って臭いがきつくなるという話もあるので、気になる方はミョウバンを使ったほうが安心かもしれません。(2017年9月11日追記)

 


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