効きました! 投げ込みチラシの件
2017年8月2日
一ヶ月程前に、「『DM・チラシお断り』のシールを貼りました」という記事を投稿しました。
全く期待は無く、気休めにしかならないと思っており、「ここいらのチラシ配りの皆さんの民度は残念ながら学生時代の私と同程度です」、という報告記事を書くことになると信じて疑っていなかったのですが、豈図らんや、激減したんですね、これが(ところで、「あにはからんや」という言葉を使うと、どうしても「弟謀るや」って続けたくなりません?笑)。
元々一週間に付き10~19枚くらい投げ込まれていたチラシ類が、シールを貼って以来、多くても週2枚、今週はなんとゼロです!
Zero wasteの取り組みの中では、一番労力なく一番劇的に効果があったのではないかと思います。
ブログを見てくださった方から、手書きでも十分効果があったとのコメントもいただいています。
まだ試してらっしゃらない方は是非!
リップバーム
2017年8月1日
基本的に所有物の数はかなり絞り込んでいるのですが、リップクリームは例外でした。
家に一つ、職場に一つ、鞄に一つ。その3本を先月ようやく使い切り、DIYに切り替えました。
レシピは大筋Zero Waste HomeのMultipurpose balmを参考にしましたが、計量スプーンや鍋に油・ワックスが付くのが面倒だと思いましたので、容積ではなく重さで作りました(つまり、重さを量りながら容器の中に材料を直接入れていきました)。あと、ビーズワックスではなくて植物性のワックスを使っています。
材料:
オリーブオイル(料理に使っているもの)3g
キャンデリラワックス1g
ペパーミント精油5滴
作り方:
小鍋に水を浅く張って、オイルとワックスを入れたメンタム缶を置き、超弱火で溶かす。
溶けて完全に混ざったところで火を止め冷まし、固まる前に精油を入れて混ぜ、完全に固まるまで放置。
精油を入れるタイミングが少し遅れてしまい(香りが飛ぶのがいやで、ぎりぎりまで冷まそうとしたのが敗因)、既に固まりかけてるところを混ぜてぼこぼこにしてしまいましたが、使用上は特に問題ないので良しとします。
なるべく洗い物を出したくなかったので、混ぜるときには大きいスプーンなどは使わず、歯磨きペースト掬い用のからしスプーンを使いました。こうすると作業中の材料ロスはからしスプーンの先に着いた少量だけで済み、それも体のどこかに適当になすり付けてすぐに使ってしまえばいいので無駄がないと思います。
質感が、思っていたよりもやや硬めになりました。最初は失敗したと思いましたが意外に硬いくらいがいいのかもしれません。
というのも、指で塗ることになるので衛生面がちょっと気になるため、スティックタイプのものを使っていたときのようにいつ何時でも好きなタイミングで塗るということはせず、洗面所に立ち寄った機会に手を洗った後だけ使うようにしています。そんな事情で常にポケットに入れて持ち歩くのが便利がいいのですが、体温で結構温まるので、元々があまりゆるいとちょっと心配です。本当はハンドクリームにも兼用したかったので、寒い季節にはもう少し柔らかめに作ってみようと思っています。
ところで、せっかくなので、市販のスティックタイプのリップクリームと、自作した場合とのプラスチックの量を比べてみました。
今まで使っていたリップ容器は10g、ワックスの袋は2.5gでした。
ワックスは5g入りで今回の使用量は1g、上述のようにかなり硬めになるので一回にこれ以上使うことはないはずです。
ということは、一回あたりプラスチックは0.5g。仮に柔らかく作るために半分まで減らすとして一回あたり0.25g。
市販のリップクリームの内容量も大体4gくらいなので、DIYの方が20倍~40倍エコ・フレンドリーということになるかと。単純にプラスチックの量だけで言ってますが。
自分で作ったところで結局はプラスチック出しちゃうし…と思っていましたが、これだけの数字をはじき出すとなると俄然やる気になります。
裏紙ラフ・ノート
2017年7月31日
実はものすごい悪筆です。時間をかけて丁寧に書けばそれなりに見られる文字は書けますが、話を聞きながら取ったメモは、例え見るのが自分だけであっても残しておきたいとは思えないレベル。
そこで、通常裏紙でメモを取っておき、時間のあるときに復習がてら正式なノートに転記するのですが、その裏紙というのがただメモ帳サイズに切ったものをクリップで留めているだけなので、何かこう貧乏くさい雰囲気が漂うのが気になっていました。
そんな折にインターネットで見かけたのがこちらのノートです。
なるほど、ちゃんとカバーをつければ良いのだね。
というわけで、廉価にパクってみたのがトップの画像です。
用意するもの:
手持ちのブックカバー
適当な厚紙
適当な輪ゴム
裏紙
ブックカバーの大きさに合わせて厚紙を切ります。家にこれしかなかったので、ジュースの紙パックを使いました。
中心は輪ゴム。ここはあまり人目に触れないので、美しくはないですが、これで良しとします。
そして、これをブックカバーの中に入れます。以上。
(上のリンクでも書いてありますが)真ん中のページまで使ったら、ぐりっと裏返しにしてそのまま書き続けられます。
裏紙の表面がちらちら見えるのも、意外に話の接ぎ穂になったりしていいんじゃないかと思ってます。
先日の元住吉
2017年7月28日
少し前の話になりますが、今月の三連休の中日に元住吉のBulk Foodsに行きました。
5月にも行っているので、次は早くても3ヶ月後くらいにするつもりでしたが、一週間の使い捨てプラスチック断ちを敢行するには、さすがにバルクに頼らないと無理があると思ったもので。
こちらが今回の事前準備表です。
店員さんもこちらのやり方を憶えてくださって、あちらから「レジ打ちのときにそのメモをお借りしていいですか」と声をかけて下さいました。ありがたいなー。なので今回お店のシール(容器の重さと商品のコード番号をメモするためのもの)は一切使わずに済みました。
今回は大豆を大量に買うぞ!という意気込みだったのですが、欠品中で残念。買ってきたものは、
ミックスナッツ、ミックスビーンズ、レーズン、ドライパイナップル、極小黒豆、高野豆腐。
タイム、粒胡椒、雑穀ミックス、ひよこ豆、乾燥わかめ、ピスタチオ。
ところで、スパイス類をバルクで買うの、かなりお勧めです。
使い方にもよりますが、私の場合、「小さじ1杯」「大さじ1杯」という単位でしっかり入れることが多いので、スーパーなどで買う小さいボトルは非常に使い勝手が悪いです。ぱっとスパイスを入れたいときに、まず蓋を取り外し(「蓋を開け」ではなく)、さらに穴の空いた中蓋を外し、使いづらいために使用頻度が低いせいで固まってしまっている中身に菜箸を突っ込んでほぐし、計量スプーンが瓶の中に入らないため、ボトルから中身を計量スプーンに振りいれ(その際に回りにこぼし・笑)、しかる後にようやく鍋にスパイスを投入、というのがこれまでのやり方だったわけですが、バルクで買ってきたスパイス類はメイソンジャーや空いたマスタードの瓶に入っているので、単純に蓋を開けてスプーンを入れ必要量を掬うだけ、と格段に楽になり、ストレスが一つ減りました。常備しているハーブ・スパイス類、いずれ全てバルクで買うようにしたいです。
…瓶が必要ね。マスタードたくさん食べないと!(違う)
大豆欠品により、大幅に変更された買い物メモはこちら↓
プラスチック包装断ち、その後
2017年7月27日
一週間のプラ包装断ち期間が過ぎた土曜日、私と同居人が買いに走ったプラスチックパッケージ入りの食品は以下でした。
同居人:
豆腐
練りわさび
りんごジュース(紙パックの)
私:
マッシュルーム
エリンギ
…あれ?? 同居人、肉買わなくていいの…??
終わった途端に食品トレイ入りの肉を買い込んでくると予測していたのですが、意外にも豆腐が食べられなかったのが一番辛かった、と。
彼の肉への執着がこの程度だったのならば、もう私は肉料理作らなくてもいいのかも。
何度か書いていますが、うちは朝食は各自用意、昼食は私、夕食は同居人が担当することになっています。同居人は、外で体を動かして働いており、昔から肉肉とうるさいタイプなので、こういう人に持たせるお弁当はやはり動物性たんぱく質を大量に入れなければならないのだろうと思い込んでいましたが、この一週間の様子を見るに、豆さえ食べさせておけば大丈夫な雰囲気…。
私は現状何でも食べる人に戻りましたが(脱ステロイド期~回復期は完全菜食でした)、実を言うと生肉に触るのはちょっと苦手です。毎朝、早朝の薄暗い台所で、睡眠不足で朦朧としながら、ぐねぐねと逃げる肉に包丁を入れるのは憂鬱でした。豆なら週末に大量に茹でて冷凍しておけば、朝は必要量掴んで鍋に放り込むだけです。ほしい豆はほぼバルクで調達できることも分かったので、プラスチックごみも出さなくてすみます。
私と同居人が昼と夜のメニューのバランスについて打ち合わせをするわけでもないので、昼に鶏肉を使ったスープを食べたのに夜のメインもチキン、などという過剰な事態が割合頻繁に起きていました。昼は豆が主菜、と決めてしまえばそういう心配もなくなります。
実際に試してみて大丈夫という確信が持てないと踏み切れない部分だったので、たった一週間でしたがPlastic Free Julyに参加してみて本当に良かったです。