水ルーティン
2017年5月11日
以前にも書きましたが、飲用・調理用の水は一晩程度汲み置きして塩素を抜いた水道水です。
汲み置きには最近までオールドパイレックスのキャセロールとガラスのジャーの二つを使っていましたが、
同居人休業中にて在宅時間が長くなり、上記二つでは水の量が足りなくなってしまったため、ジャーをもう一つ買い足しました。
日中二人とも仕事に行っていたときでも足りなくなることは時々あったので、3つ体制にしてとても快適になりました。
さらに浄化用の炭も、この機会に100均あたりで適当に買ってきたちっぽけな炭(炊飯用?)をやめて、きちんとした備長炭を新調しました。
手順ですが、一つの容器の水を使い切ったら、軽く洗って水を入れ、少し放置し、その後に乾かした備長炭を入れています。
最初から炭を入れても問題ないのでしょうけれども、なんとなく少し塩素が抜けてからの方が良いような気がしてこのようにしています。
備長炭自体のお手入れについては、本当は都度煮沸・乾燥したものを使うのが一番だと思いますが、浄化の効果が出なくなったらやればいいよねということで同居人と合意が取れたので、まぁ、一ヶ月に一回くらいまとめてすればいいかなと思っています。
その浄化の効果ですが、私自身は繊細な舌を持っていないのでよく判らないのですが、同居人曰く、格段に味がまろやかになっているとのことです。
※写真のネコの抜き型は、「ただいま塩素抜き中、飲んじゃだめ」の目印です。
量り売りでのお買い物 準備編:頭の整理と装備
2017年5月10日
昨日も簡単に書きましたが、去年と一昨年の量り売りでの買い物は、やり方がまずかったせいで私の日々の生活の中にうまく組み込まれず、
結果、プラスチック包装のごみを減らすという観点からは、その効果は微々たるものでした。
電車で一時間離れた街の量り売り店での買い物が私の生活に根付かなかった理由は、
頻繁に通えない場所なのにも関わらず、ちょくちょく買い物に行く場所でするような買い方(そのとき心惹かれたもの、お買い得なものを当座使いそうな量だけ購入)をしていたせいだろうと思われます。
不要な包装を持ち帰らないで済む買い物はやはり清清しく合理的なので、是非とも続けたいところですが、高価なオーガニック食材に中途半端に散財しただけ、となるのはもういやです。
なので、今後気軽には行かないことに決めました。できれば年に1~2回通う程度にして、その際に本当に必要なものだけを十分な量調達するというやり方ならば何とかなるのではないかと。
そうなると、買うべきものの種類自体もある程度多くなってしまうため、計画的な準備が必要になります。
事前準備の柱は、①頭の整理、②装備 です。
<頭の整理>
つまりは買い物リストの作成です。
家の食事担当になって以来、包装ありの食材をじわじわと包装なしのものに変えていっているのですが(例えば、トマトジュースで作っていたスープをフレッシュトマトで作るようにする、とか)、こういった代替手段がどうにも思い当たらないけれども日々の食事作りには(今のところ)在ってほしい食材を、思いつく都度メモしておきました(写真左)。そして時折このメモを眺めては解決策を考え、「バルクで買う(買えそう)」「業務用サイズで買う」「ガラスビン入りで買う」「現状維持」等々、対策を書き足す、という作業をしてきました。
そして買い物の前日、もって行く容器・袋の一覧に、上記メモの中でバルクで買うことにした食材を割り当てたリストを作りました(写真右)。このリストを持って買い物に行き、商品のコードをメモするのにも使いました。お店に、容器・袋に商品コードをメモして貼るためのシールが用意してありますが、店員さんが容器の計量の際にグラム数を書いて貼ってくれたものはともかく、自ら新しいものを使うのには抵抗があったため、レジ打ちはこのメモで対応してもらいました(快く対応していただけました)。
<装備>
持ち込む容器は、細かい粒状のものや液体にも対応する、店員さんの計量の手間が一つの種類につき一回で済む、等の理由からガラスのジャーが一番良いと思うのですが、運ぶのに重くて嵩張るという問題があります。今回、買い物アシスタントが怪我人で、まだリュックを背負ったりできないため、布の袋を導入しました。A4サイズを2枚とA5サイズを4枚、家に余っていた洋裁の仮縫い用トワルを使って縫いました。一見普通の巾着ですが、中身がこぼれないように内側に少し工夫をしてあります(詳細は後日)。
自分で運べる範囲でガラスのジャーももって行きましたが、ジャー同士がぶつかる音が結構どきどきするので、簡単な間仕切りを入れました。
使わないときは平らにできるように作りましたが、使い勝手の観点からもう少し工夫が必要かも・・・(こちらも詳細は後日)。
久々バルク
2017年5月9日
食材を量り売りで買うために、久しぶりに元住吉のバルクフーズに行ってきました。
実に1年4か月ぶり。
行きたいし、プラスチックごみ削減のためには行かなければ、という気持ちがありつつもこのインターバルになってしまう理由は、やはり距離です。
仕事帰りにスーパーに寄るために、ほんの少し駅から自宅とは逆方向に行かなければならないことすら面倒に思うようなたちですから、電車一本とはいえ、片道1時間強かかる場所にはなかなか行きづらいものがあります。
そこで、戦略を変えることにしました。
もう最初から、半年に一回くらい行けばいいことにする。なんなら年一回。
そうなると買い方と買う物が変わります。
過去2回のバルクフーズでの買い物は、そのときに家にある空き容器を適当に持って行き、お店に着いてからその場でほしいと思ったものを選ぶ、という場当たり的なやり方でした。一ヶ月に一回くらい行くだろうなという見込みに基づいた行動です。そして、お菓子などがおいしそうに見えてつい買ってしまう。この手のものはどうしても必要というわけではないので食べ尽くしたらそれっきり、補充しに行く必要もないので、そこで持続性が途切れます。
そのようなわけで、今回は日々の料理に本当に必要、且つ、近所では包装なしに手に入らないものだけをリストアップしておき、容器もその内容に確実に対応するものを事前に用意して出かけました。
今回買ってきたものの全て。↓
パプリカパウダー、雑穀、芽ひじき、はちみつ、ゴマ、乾燥きくらげ、ピスタチオ。
袋の中身。
大豆、ショートパスタ、乾燥しいたけ、ナッツミックス、デーツ、ポップコーン。
ナッツ類、ドライフルーツ、ポップコーンは買い物助手として同伴した同居人のチョイスです。私が買うつもりでいた品物のうちお店に置いてなかったものがいくつかあり、容器が余ったので好きなものを入れてもらいました。ナッツやドライフルーツは新宿でも量り売りがあるのだけれど…。まぁ、買い物の手伝いと荷物運びに活躍してもらったのでよしとします。
かっぱ橋道具街
2017年5月1日
先日合羽橋にキッチン用品その他を買いに行きました。
せっかくわざわざ行くならば、なるべくたくさんのお店が開いている日が良いと思い、いつも土日を避けています。
なので運よく同居人と二人揃って休みが取れた日にしか行けません。
でも、たまに行くとやっぱりいいなーと思います。だって何でもそろう。
台所用品で何か必要になったとき、近所だと取りあえずは東急ハンズを見に行くことが多いのですが、
あそこは取り寄せをするならともかく、何でもありそうに見えて何もないからね…。
「ちょっと思ってたのと違うんだけど、とりあえずこれで手を打つか?……いや、やっぱり妥協はしないでおこう」と、手ぶらで帰ることはしょっちゅうで、ちょっとストレスがたまるのです。
が、合羽橋ですと候補を複数見つけることができ、その中から一番気に入ったものを選べます。しかも安い。あとは、問屋街だけあって、比較的、末端の小売で買う時のように品物がプラスチックでぐるぐる巻きになっていません。たとえばWECKの保存容器ですが、ハンズでは本体と蓋がテープでくっつけられていますが、合羽橋ではそれがありませんでした。そして見る限り梱包材にはどこのお店も新聞紙を使っていました。
今回の戦利品は、ステンレスのじょうご、からしスプーン、たわし、ミニささら、おろし金、バター入れ(と書いてあった、ステンレスの保存容器)、業務用カレー粉、でした。あとは蒸籠を買いたかったのですが時間切れで。もっと頻繁に見に行けるといいのですが。
ときには業務用食材
2017年4月27日
ゼロ・ウェイストの有名どころの人に言わせると、食品のパッケージゴミ問題に関しては「量り売りで買い物しましょう、さて、量り売りで買い物をする方法は云々…」っていう感じじゃないですか。
そもそも量り売りが無い場合となると、日持ちするものは大きいパッケージで買う、プラスチックではなくガラスや紙のパッケージで買う、程度の対策しかなく(あとは、自分で作る? でも作るにしても材料のパッケージが…笑)、今一つぱっとしません。劇的な変化に乏しいので正直ちょっとつまらないです。
とはいえ、現実的にできることからやっていくしかないわけで。
一昨日仕事をお休みして合羽橋(キッチン用品・業務用食材問屋街)に買い物に行ったのですが、ちょうどカレー粉を切らしていたので、いつも使っているものの業務用を購入してきました。
今まで使っていたもの。
内容量:37g
価格:330円
今回買ってきたもの。
内容量:400g
価格:1200円
量は10倍以上なのに、値段は4倍以下!
いままで、大きいパッケージで買ったらその分パッケージ自体も大きくなるのだから、そこまでの差は出ないのでは?とか、家にある量が多いと贅沢に使ってしまって却って良くないのでは?などと思っていたのですが、実際数字で見て見ると、これはどちらかというとファイナンス的な観点から是非とも採用すべきだと思いました。
ちなみに、いずれも、賞味期間は36ヶ月です。いつも37gを1ヶ月半くらいで使い切ってしまうので、その点は余裕です。
ただ、やはり全てにおいてこの方法で、というわけにはいかないと思います。常備している粒マスタードの小瓶の業務用サイズも見つけたのですが、こちらは買わないでおきました。
というのも、カレー粉は必要量以上を投入すればかえって料理の味を損なうでしょうから、きちんと計量して適正な量だけを使いますが、マスタードはそのあたりがアバウトなので、あればあるほど油断して消費してしまいそうな気がするからです。
ところで、バルクが無いときどうするか、というアイデアの中で一つものすごく斬新なものを見かけました。
曰く、「パスタやお米がパッケージ入りのものしかないならば、ジャガイモやサツマイモで代用」。
……確かにある程度視点を変えるのは大事だと思いますが……。
ジャガイモ今年は品薄だしねぇ…。