ゼロ・ウェイスト 買ったもの (良かったもの/要らなかったもの)①

家庭のゼロ・ウェイスト化という考え方を知った当初、私はごく普通の買い物好き人間でした。ローレン・シンガーから入ったということもあって(「やだ、なにこの子、かわいー」てな具合に、見た目から)、あのライフスタイルに憧れていろいろと買い込んだものです。このブログの初期の頃というのは完全にお買い物日記の様相を呈しております。

 

携帯用スポーク(先割れスプーン)に始まり、蜜蠟ラップ、メイソンジャー、竹の歯ブラシ、石鹸箱、ステンレスのストロー、メイソンジャー用のドリンクトップ、メイソンジャー用の注ぎ口アタッチメント、シンプルな金属製のランチボックス等等等等。

 

当然ながら、アメリカの若い女の子とニッポンの古い女の子(…)とでは生活が違いますから、このうちのいくつかは私の生活のゼロ・ウェイスト化を大いに促進してくれましたが、いくつかのものについては完全に余計な買い物でした(だからそういうことは買う前に気づこうよねぇ、自分…)。あとは、その中間というのもあります。まぁ使うし役に立ってくれているけれど、別に無くてもどうにかなったよね、というモノ。

 

<買って良かったもの>

 

スポーク/蜜蠟ラップ

 

携帯用折りたたみ式スポークは心から買って良かったと思っているモノの一つです。持ち運びが苦にならないコンパクトさなので、持って出かけるのを忘れるということがありません。同じものを同居人にも持たせているのですが、「あれ一つ持ってるだけで、ファストフード店でも結構プラスチックを回避できる!」と喜んでいます。まずプラスチックのフォークを断ることで、あ、ストローもね。飲み物の蓋もね、と、忘れずに事前にリフューズが徹底できる、ということのようです。

f:id:noa-s:20170110090454j:plain

 

蜜蠟ラップも日々便利に使っています。残り物を覆う、使いかけの野菜をくるむ、外出先で紙皿代わりにする等、複数の用途に使えてありがたいです。私自身は元々ポリエチレンのラップは使わないのですが、ごく普通にそれを使っていた同居人も抵抗なく活用しており、導入以降は買ってこなくなりました。

f:id:noa-s:20170409224057j:plain

 

今書いていて気づいたのですが、同居人のように「使い捨てプラスチックは良くないと知りつつも、便利さに負けてつい利用してしまう」というタイプをして、プラスチックフォークやポリラップを全く不要にさせたという点で、即効性のある超優良なオルタナティブなのではないかと思います。

 

続きます。