DAY2 水筒を持ち歩く

今月は子供向けのゼロ・ウェイスト31日チャレンジに取り組んでいます。

www.goingzerowaste.com

 

2日目のお題は、これから毎日水筒を持ち歩こう、です(今時はもう水筒とか言わないのかな、ウォーターボトルって言った方がいいかしら…?)

 

職場ではウォーターサーバー&置きマグなので、特にそれ以外に水分を持ち運ぶ必要は感じていません。

外出時も、遠足などを除いては水筒を持って出かける習慣はなかったのですが、今年の夏、職場以外に出かけるときは確かにウォーターボトルを常時携帯したほうがいいかも、と思う経験を初めてしました。

 

白状すると、今まで全く理解できなかったんです。何でところ構わずのべつ水を飲む必要があるんだ、と。自販機でペットボトルを買うという行為に至っては、完全にバカにしていました。何故ちょっと我慢するか事前に対策をとるか出来ないんだろう、と思っていたのです。

 

ですが、その休日、私は珍しくテキトーな店で外食しました。通常であれば、同居人が信頼の置ける飲食店を嗅覚で探し出すので、変なものを食べて後で苦しむこともないのですが、このときは一人行動だったのです。食べているときは美味しくいただけてしまったのですが、化学調味料満載だったのか、その後喉が渇いて仕方がない。

 

喫茶店にでも入ろうか、いやいや、面倒だし時間も無いよ、ゆっくりできないのに5~600円かかるなんて。他方、ペットボトルや缶だったら、買うのも一瞬ならかかるお金も200円以下で済む。

納得がいきました。ああ、こういうときに人は自販機もしくはコンビニで飲み物を買うんだ。外食の弊害だ。

 

結局渇きに苦しみつつも我慢して用事を済ませ帰宅したわけですが、これはさすがにウォーターボトルを一つ持っておかないといかんな、と思うに至りました。

が、見た目的にいいなと思っているステンレス製のボトルは金属味がするのではないかと想像するとなんとなく積極的に買いに行く気にならず、日常どうしても必要というわけでもないので、特に何も持たずに今に至ります。

 

ついこの間ドイツ在住の日本人ゼロ・ウェイスターの方がめちゃめちゃ美しいガラス製のウォーターボトルを紹介されていて、これならいいなぁと思ったら日本では今のところ手に入らないっぽいです。なんだよー、そんなの妬ましいだけじゃないかー(笑)。誰か商売してくれませんかね。

www.soulbottles.de

 

というわけで、私はボトルレスなので(遠足用のアラジンの昭和テイストなチェック柄水筒は同居人に取られた上に割られてしまったので…)、この一ヶ月は鞄に8ozのメイソンジャーを放り込んでおくことにしました。傍から見るとちょっと異様みたいですが(先輩から「なんでジャー????」と真剣に聞かれた)、気にしないことにします。

DAY1 ストローをもらわない

10月は、こちら↓の学童用ゼロ・ウェイスト31日チャレンジに取り組みます。 

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既に生活に取り入れている内容が大半ですがおさらいということで。

と、気楽~な気持ちでスタートしたら1日目からいきなり失敗したんですけどね。

 

1日目の取り組みは、飲み物をストローなしで注文してみよう、です。

 

普段それほど外で飲み物を飲むことがなく、あっても温かい物を注文することが殆どなため、

あまり自分には関係がないと思っているトピックです。書くことも大してないだろうなと思っていました。

が、一日前の9月30日、外を歩いていたときにタリーズのキャラメルパンプキンティースワークルの写真と目が合ってしまいました。なにこれ、ちょう美味しそうなんですけど。タリーズは夏にオレンジジュースを飲んだときにガラスのグラスに入れてくれたから大丈夫だよね。ちょうど明日はストローなしチャレンジの日だし、前倒しで実践しておいたらいいんじゃーないの。

おしゃべりしながら気楽~に店内に入り、気楽~に「はい、店内で。あ、ストローは要らないです~」とオーダーを済ませ、楽勝だね、と鼻歌交じりで飲み物が出来上がるのを待っていたところ、出てきたスワークルは例のテイクアウト用のプラスチックカップに入れられていたのでした(笑)。実に悲しい気持ちで、「蓋は要らないです」と例のストロー穴が開いているドーム型の蓋をお断りしました…。

グラス入りの写真のイメージに引きずられて油断しちゃったなぁ…。

 

思い返してみれば、夏にオレンジジュースをガラスのグラスに入れてもらったとき、私は一人だったので今回よりもずっと周りを見ていました。空席を探して店内を見渡したとき、ほとんどの人がプラスチックカップに入った飲み物を飲んでいるのを見て、わざわざ「できたらグラスに入れてほしいのですが」と頼んだような記憶がよみがえりました。

 

頻繁にコーヒーショップを利用しないが故の失敗でした。次からはきっと大丈夫!(忘れてなければ。また一年後くらいの利用になって同じ過ちを繰り返すような気がしないでもない…)

 

ところで、ストローといえば、以前うっかり買ってしまったecojarzのステンレスのストロー、使わないのでもらって下さる方いらっしゃらないですかね??? 4本セット+掃除棒付き。うち一本は私が試してしまいましたが、残り3本は全くの手付かずです。もしいらっしゃったら送料こちら持ちでお送りしますので、ブログプロフィール欄のアドレスからご連絡いただけたら。

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Zero Waste Tips まとめ

 2017年9月29日

記事が増えすぎてごちゃついてきたので、一覧を作ってみました。
難易度・効果の5段階評価は以下の通りです。

難易度
1 労力ほぼゼロ
2 ちょっとした手間
3 適正なハードル(ゼロ・ウェイスターであるからには楽しんで取り組める、という意味で)
4 ややハードル高め
5 非常に難しい

効果
5 非常に効果あり
4 効果あり
3 やらないよりはやったほうがいいかも
2 焼け石に水かも
1 却って無駄かも

 

No. やっていること/試したこ 難易度 効果 付記
1 「DM・チラシお断り」ステッカーをポストに貼る 1 5 劇的に効果あり
2 コンポストの導入 4 5 難しく思えるが、自分の生活スタイルに合ったものを選んで導入できれば後は自動運転。
3 ランチにお弁当を持参する 3 5 内容・生活パターンによる。慣れていない人、日によって予定が全く違う人には大変かも。
4 栽培が容易な野菜・ハーブを育てる 3 2 食材の全体に占める割合が小さい。
5 ボトル入りのシャンプー・リンスなどをやめる→固形石鹸にスイッチ、またはお湯だけで洗う 2 4 石鹸のパッケージなどは出る お湯だけ洗髪ならば「5」
6 紙のカタログ類を受け取らない、定期的に届くものは連絡して止めてもらう 3 5 手間はかかるが、確実に紙リサイクルが減る、不要な買い物も減る
7 市販の歯磨き粉をやめる 2 5 特に何も困らない。確実にゴミが減る。
8 リサイクルペーパーの芯なしトイレットペーパーをダンボール入りでまとめ買いする 3 3 プラスチックゴミに占める割合が小さいのでそれほど効果は感じられないかも。手動ビデ・#1に布使用などであれば5→5。
9 対面式カウンターでの買い物には容器を持参して入れてもらう 4 5 自分の性格によっては難易度5。ときにはダメージを受ける覚悟も必要に…。
10 買い物の際、サービスの袋類を受け取らない 1 5 接客してくれる店員さんが複数のとき、難易度2
11 テイクアウトのコンテナ類を受け取らない 3 5 しかし面倒なのでそのうちテイクアウト自体をあまりしなくなること請け合い。
12 量り売りで買い物をする 5 5 そもそもそういった店がなければどうしようもない
13 食材の保存にポリエチレンラップではなく蓋付きのコンテナや蜜蝋シートを使う 1 5 蜜蝋ラップは入手先を探すのがやや難。ボウルに伏せたお皿でも十分。
14 使い捨ての生理用品をやめる 4 5 私のお勧めはただの布+筋トレだが、月経カップが一番楽そう。
15 マイカップ、水筒などを外出時に持ち歩く 2 5  
16 マイ箸、カトラリー類を外出時持ち歩く 2 5  
17 状態の良い不用品は売る、または寄付する 3 5 寄付先として洋服ポスト、救世軍、ワールドギフトなど。人にとってもゴミに過ぎないものを押し付けないように注意したい
18 ティッシュを導入する 3 5 人に不快感を与えないように注意したい
19 食器はヴィンテージやコレクティブルで買う 2 4 必要なくなったときに、買ったところに買い取ってもらいやすい。
20 惣菜類を容器持参で買う 3 5  
21 信販売をなるべく控える 4 5  
22 信販売で物を買うときには、簡易包装を依頼する 2 3  
23 飲み水は水道水 3 5 ただし、塩素はきちんと抜く。そして最近水道水にもマイクロプラスチックが含まれているというレポートが出始めているので、心配な人はきちんとした浄水器を。
24 本は図書館で借りる 2 4  
25 掃除には重曹クエン酸、セスキ、酸素系漂白剤を使う 場所ごとの専用洗剤を用意しない 2 4  
26 デオドラントをDIY 2 4  
27 リップクリームをDIY 2 4  
28 スプラウトを作る 3 3  
29 ティーバッグではなくティーストレーナーを使う 2 3  
30 植物のタネをシェアする 3 3  
31 日持ちする食材は大袋で買い、内容に対する包装の割合を小さくする 2 3 やりすぎると収納の問題が出てくるのでほどほどに。
32 洗濯洗剤と台所洗剤を兼用する 2 3  
33 保温調理をする 2 3 エネルギーの節約に。
34 何か物を入手する必要が生じたときは家にある材料で自分で作ることを第一の選択肢とする 3 3 押入れの整理をしてみると、使えるものが出てきたりする。
35 納豆を家で作る 4 5  
36 煙草の吸殻をリサイクルする 3 3 喫煙を逆に推奨することにならない程度に。
37 コンポストができないとき、生ゴミは乾かしてから捨てる 2 4  
38 ハンドクリームを料理用の植物オイルなどで代用する 3 5  
39 マヨネーズを家で作る 3 5  
40 ジップロックをやめる 3 5  
41 ストッキングはパンティーホースタイプをやめてガーターベルトを使う 2 3  
42 マスカラをやめてつけまつげを使う 3 4  
43 コンタクトレンズをやめて、メガネにする。視力回復に取り組む。 3 4  
44 メモ帳は裏紙を利用する 1 4 ただし、見た目は工夫しないと果てしなく貧乏くさい
45 とりあえず、カミングアウトする 1 3 人によっては協力してくれる。
46 下着以外の衣類はまずセカンドハンドで探す 3 5 ブランド古着は着飽きたら買ったところに戻せるので楽。かなりの節約にも。
47 コーヒーショップでは飲み物を自分のタンブラーに入れてもらう、またはグラスをお願いする。 3 5 アイスのときにはストローを事前に断ることを忘れない。
48 野菜・果物は裸で売られているものを選ぶ 5 3 ごみを出さないことだけが価値ではないのでオーガニックを食べたいときなどはストレスかも。そしてそもそも徹底できない。
49 料理レシピの整理をする 3 3  
50 ダメ元で修理できるか相談する 2 5  
51 デンタルフロスは絹糸で代用する 1 5  
 

ザワークラウト作ってみた

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2017年9月27日

 

先日ご紹介した『発酵の技法』という本ですが、あれがまた実に人を刺激してくれる本でして。

 

noa-s.hatenablog.jp

 

確か序文辺りに、「読んだら絶対試してみたくなる」みたいなことが書いてあったように記憶しているのですが、まさにその通りでした。特に野菜の発酵は揃えなければならない用具・材料が少なく、工程もとてもシンプルなので、先日の三連休最後の日に早速キャベツを仕込んでみました。昔一瞬だけローフードにはまったときに、リジュベラックの作り方を読んで、放置して酸っぱくなったキャベツ???なんか気持ち悪いなぁ、いくら体に良くても作る気しないわー、とか思っていたのがうそのようです。

 

今回はキャベツとクミンシード少々で試してみました。

刻んで、塩をして、野菜が野菜自体の水分に浸って空気に触れないようにして、常温で置いておく、以上。

野菜を水分の中に沈めるための重石のようなものを特に持っていないので、何か手頃なものはないかと周りを見渡してみたところ、スパイスを入れているマスタードの空き瓶があったので、むんずと掴んでジャーの中にぎゅっと押し込んだところ、「おおっ!!」と同居人から感嘆の声が上がりました。彼は以前から良い浅漬け鉢を探し続けているのですが、未だに気に入ったものに巡りあえずにいます。なので、家にあるもので当座どうにかできそうだと分かって嬉しかったようです。珍しく褒められました(笑)。

 

仕込みから待つこと丸2二日。そこから(本のアドバイスに従い)毎日味の変化を楽しみながら少しずつ食べて一週間で食べきりました。私は7日目、酸っぱいもの好きの同居人には9日目の味がベストでした(この辺りは気温によっても差が出てくるところだろうと思います)。

 

今までピクルスなんてものは酢に漬けこんで作るものだと信じて疑っていなかったので、乳酸菌発酵だけでちゃんと酸っぱくておいしいものが出来上がるというのが驚きでした。しかも基本的に冷蔵庫要らず。

楽しい遊びを見つけてしまいました。当分飽きなさそうです。