精神力というか、ある程度の図太さも必要かも
2017年8月24日
買い物をしたときにお店側がサービスで提供する袋類を受け取らないというのはゼロ・ウェイストの基本中の基本だと思いますが、意外に集中力・精神力が必要で難しいです。
うっかり小銭を数えるのに気を取られた隙に、目にも留まらぬ早業で薄いビニール袋に包まれてしまう人参。
レジの担当に袋・梱包の類は一切要りませんと伝え、「かしこまりました」とお返事をもらったにも関わらず、すっと横から別の店員さんがヘルプに現れ、安心してお金のやり取りをしている間に梱包材でぐるぐる巻きにされたガラス瓶。
あーー、もう、油断も隙もあったもんじゃない。
対策としては、せわしない雰囲気のときには、小銭を使うのは諦めて品物の受け取りに集中する、あとは、店員さんとなるべく一対一になれるように自分で工夫することも必要なのかもしれないと思います。
週に2回くらい朝ごはんを買っているパン屋さんは、対面式のカウンターで店員さんの一人が品物をショーケースから取り、もう一人がレジを打つ、という二人体制です。店員さん二人対私一人。つまり多勢に無勢。
注文を伝える、お金を払う、持参の容器を使いたい旨を伝える、容器を渡す、おつりを受け取る、容器を受けとる、という要素が同時平行で走るともういけません。こちらは一人で上記6つのことを担当するわけですが、相手はそれぞれ2つを担当すればいいだけですから、確実に負けます。
なので今朝は私の側の作業が輻輳しないようにちょっとその場をコントロールしてみました。
口に出さずに何を注文するか決める→その分のお金をトレイに置く→容器を渡す→ここで初めて「クリームパン1つください」→品物を受け取る→おつりを受け取る。
この順番にすると、一度に注意を向けなければならない先が複数にならないので、いつもよりは焦らずに済み、何か余計なものを入れられそうになってもその前に止めることができそうだと思いました。
その分、二人をそれぞれに少しずつ待たせることになるのでちょっと気が咎めるんですけどね…。どうしても余計なものは何も受け取りたくないの!というときには有効かもしれないと思いました。
オフィスの夕方
2017年8月23日
先日、仕事帰りにそのままライブハウスに行くので、夕方の腹ごしらえ用にパンを買ったときの写真。
駅中にある、朝が勝負のパン屋さんのせいか、昼休みに買いに行ったら選択肢が泣けてくるほど少ない。その上、プラスチックの袋に包まれていなかったのがよもぎあんぱんのみ。全然食指が動かなかったのだけれど、「わざわざ容器を用意してきたのだから」と好きなデニッシュを諦めてよもぎあんぱんを購入。なんか捩れてるなー、この行動。意外においしかったからいいけど。
お茶は、プラ&シリコンの軽くて小さいコンテナに茶葉を仕込んだストレーナーを入れて会社まで持ってきて、会社に置いているマグに移して飲むことが多かったけれど、最近コンテナにガラスのジャーを使って、そのままお湯を入れて飲むのが気に入っている。帰宅時、ただジャーの蓋を閉めて持ち帰ればいいだけなので。
コンポストワーク所要時間
2017年8月22日
今、『Compost City』という本を読んでいます。
Compost City: Practical Composting Know-How for Small-Space Living
- 作者: Rebecca Louie
- 出版社/メーカー: Roost Books
- 発売日: 2015/05/19
- メディア: Kindle版
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その中で、コンポストシステムの導入に踏み切れない人が抱く4大懸念とその解消方法が書かれていました。
曰く、
- 場所がない
- (出来上がった堆肥の)使い道がない
- 虫とか土とかはちょっと…
- 作業に割く時間がない
以上に対する答えとして、
- 狭いアパートに4人のルームメイトと猫と蛇と住んでいようとも、どこかしらスペースは作れるはず。例えば、ホームベーカリーを持っているけれど今まで全然使っていないなら今後も使う見込みは薄い。ならば、それはどこかに寄付してその場所にコンポスト置いちゃいましょう(そんなに都合よくいくか?)。
- 使い道がなければ園芸やってる人にあげればOK(少なくとも私にそういう知り合いはいないな…)。
- 普段は目に触れず、完成まで手を触れる必要もなく、という方法もあるよ(まだ読み進めてないからどういう方法か分からないけど、日々の生ゴミ処理はそういうわけにはいかんだろー)。
と、まるで説得されないのですけれども(笑)、④に対する答えについては、そうそう、ほんとその通り、と思いました。すなわち、「生活スタイルに合ったやり方を選べば大丈夫。」
試しに、私が実際に毎日コンポストに費やしている時間を計ってみました。
食後、お茶など飲みながらソファと同化している状態から、「さて、やるかね」と雄雄しく立ち上がり、コンポスターに生ゴミを投入し、カバーを元に戻し、生ゴミが乗っていたプレート・スクレイパー・排水口バスケットを洗い終わるまでの時間です。
何も気にせずのんびりやって、8分20秒。温度・投入量の記入や、重さの計量の時間も含めています。
タイムを意識して手早く済ませて7分。
計量・記録はせずに、「混ぜる・入れる・被せる・洗う」のコア部分のみだと3分。
たった3分の手間です。
以前も書きましたが、この程度で終わらせるため、用具はよく考えて選び、流れるように作業できるようにしました。
そして時間をかけないという観点からは、用具云々よりも重要なのは設置場所だと思います。ソファから3歩、キッチンから3歩。室内置きでよかった。
当初、ベランダに置き場所が確保できずに不承不承室内置きにしたようなところもあったのですが、冷静になって考えてみると私というのはベランダに出ることすら億劫なタイプです。下手に外に設置スペースがあったりしたら、まずは着替えて…というところからのスタートになるでしょうから、時間も食いますし、だんだんと面倒になり続けられなくなってしまったかもしれません。…狭小住宅万歳…。
コンポスト4ヶ月目
2017年8月21日
5月1日からダンボールによる生ごみ堆肥化を開始し、今月で4ヶ月目に入りました。
投入終了の大体の目安として付属説明書で提示されていた2~3ヶ月を過ぎましたが、下の画像の通り嵩はあまり増えていません。
5月1日(まだ何も入れていない状態)
6月1日
7月1日
8月1日
5月22日から投入する野菜くずなどの重さを量り始め、7月末までで総合計が5,446gだったので、少なくとも6~7kg程度は追加している計算になるのですが。
分解の程度は良好のようなので、当初の予定通り半年稼動を目指して引き続き使い続けています。
以下、メモです。
・8月1日には分解促進のために米ぬかを少々投入(ただ、糠自体がとても分解されにくいので温度が上がるからといっていい気になってあまりたくさん入れないほうが良いらしい)。
・8月中旬頃より、以前は投入した次の日には跡形も無かったバナナの皮が、数日そのまま残るようになってきている。
・当初、臭いが出ることを懸念して乾かし気味で稼動していたが、問題なさそうなので、7月頃から乾燥が気になるときには水スプレーで基材を湿らせている。
・7月、あまりにも玉ねぎの皮だらけになってしまったので、玉ねぎの皮とにんにくの皮は投入を控え燃えるゴミに出すことに(その後、一ヶ月ほどで目立たなくなったので、8月中旬より再度投入解禁)。
・消去法で決めた設置場所(冷蔵庫脇)だが、意外に当たりだったかもしれない:冷蔵庫からの放熱が分解を助けているかも?
lower waste optionということで買ったものなど
2017年8月18日
先月、近所に業務用スーパーがオープンしました。
楽しみにしていましたが、実際に足を運んでみると、全てが見事にプラスチックパッケージ入りで、容量の大きいものもあまり置いてなかったので、ちょっと残念な感じ。
特に生鮮野菜は、一つ一つの物は大きくて立派なのですが、業無用なだけに数個まとめて予めプラスチック袋に入ってしまっています。裸で売られていたのは冬瓜とアボカドだけでした。どうしろっていうの…。
そんな中で唯一アリかも、と思ったのが乾麺類です。パスタ5kg入りの袋とか。この日は偵察だけのつもりだったので、5kgを運ぶ気力がなく、下の画像の中華麺1kgを買いました。この手の乾麺って一食分ずつ束ねられているものもよく見かけるので、麺だけ入っているのはシンプルで良いと思います。ただ、私は中華麺の乾麺は縮れているタイプの方が好きなので(かつては都一の中華そば(→)を愛用。大袋で売り出してくれないかな…)食べる喜びに関してはちょっと微妙。汁のある麺料理向きな感じではあります。
それから、大分昔の話ですが、タイ食材店で買った腐竹。
湯葉大好きなのです。一番美味しい乾燥ゆばはやはり日光のもの(→)だと思うのですが、たった40gで袋のみならず中にプラスチックのトレイまで入っています。他方、こちらの中国湯葉、包装は外袋のみの200g入り。
そして、たまに見かけるトレイ入りではないエリンギ。
一応包装の重さを量ってみたところ、この袋は2.5g、よくある大きいのと中くらいのが二つ入ったトレイは4gでした。単純に包装の重さだけを比較すると焼け石に水な感じですが、今回の袋の中身は、大2、中3という構成だったので、やらないよりはいいかなと思います。こういう売り方をしているときになるべく買って冷凍しておくようにしています。
しかし…、量り売りがないとなるとこういう買い方をせざるを得ませんが、やっぱりツマンナイですね…。確かにこういったことの積み重ねで我が家のプラスチック排出量は減りましたが、ゼロになったわけではない。リサイクルボックスのスペースは依然取られているし、保管中の見た目も美しくないし、麺とゆばは味について多少の妥協もしているし。
近所に、麺屋さんと乾物屋さんが切実にほしいです…。