コンポストワーク所要時間
2017年8月22日
今、『Compost City』という本を読んでいます。
Compost City: Practical Composting Know-How for Small-Space Living
- 作者: Rebecca Louie
- 出版社/メーカー: Roost Books
- 発売日: 2015/05/19
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
その中で、コンポストシステムの導入に踏み切れない人が抱く4大懸念とその解消方法が書かれていました。
曰く、
- 場所がない
- (出来上がった堆肥の)使い道がない
- 虫とか土とかはちょっと…
- 作業に割く時間がない
以上に対する答えとして、
- 狭いアパートに4人のルームメイトと猫と蛇と住んでいようとも、どこかしらスペースは作れるはず。例えば、ホームベーカリーを持っているけれど今まで全然使っていないなら今後も使う見込みは薄い。ならば、それはどこかに寄付してその場所にコンポスト置いちゃいましょう(そんなに都合よくいくか?)。
- 使い道がなければ園芸やってる人にあげればOK(少なくとも私にそういう知り合いはいないな…)。
- 普段は目に触れず、完成まで手を触れる必要もなく、という方法もあるよ(まだ読み進めてないからどういう方法か分からないけど、日々の生ゴミ処理はそういうわけにはいかんだろー)。
と、まるで説得されないのですけれども(笑)、④に対する答えについては、そうそう、ほんとその通り、と思いました。すなわち、「生活スタイルに合ったやり方を選べば大丈夫。」
試しに、私が実際に毎日コンポストに費やしている時間を計ってみました。
食後、お茶など飲みながらソファと同化している状態から、「さて、やるかね」と雄雄しく立ち上がり、コンポスターに生ゴミを投入し、カバーを元に戻し、生ゴミが乗っていたプレート・スクレイパー・排水口バスケットを洗い終わるまでの時間です。
何も気にせずのんびりやって、8分20秒。温度・投入量の記入や、重さの計量の時間も含めています。
タイムを意識して手早く済ませて7分。
計量・記録はせずに、「混ぜる・入れる・被せる・洗う」のコア部分のみだと3分。
たった3分の手間です。
以前も書きましたが、この程度で終わらせるため、用具はよく考えて選び、流れるように作業できるようにしました。
そして時間をかけないという観点からは、用具云々よりも重要なのは設置場所だと思います。ソファから3歩、キッチンから3歩。室内置きでよかった。
当初、ベランダに置き場所が確保できずに不承不承室内置きにしたようなところもあったのですが、冷静になって考えてみると私というのはベランダに出ることすら億劫なタイプです。下手に外に設置スペースがあったりしたら、まずは着替えて…というところからのスタートになるでしょうから、時間も食いますし、だんだんと面倒になり続けられなくなってしまったかもしれません。…狭小住宅万歳…。
コンポスト4ヶ月目
2017年8月21日
5月1日からダンボールによる生ごみ堆肥化を開始し、今月で4ヶ月目に入りました。
投入終了の大体の目安として付属説明書で提示されていた2~3ヶ月を過ぎましたが、下の画像の通り嵩はあまり増えていません。
5月1日(まだ何も入れていない状態)
6月1日
7月1日
8月1日
5月22日から投入する野菜くずなどの重さを量り始め、7月末までで総合計が5,446gだったので、少なくとも6~7kg程度は追加している計算になるのですが。
分解の程度は良好のようなので、当初の予定通り半年稼動を目指して引き続き使い続けています。
以下、メモです。
・8月1日には分解促進のために米ぬかを少々投入(ただ、糠自体がとても分解されにくいので温度が上がるからといっていい気になってあまりたくさん入れないほうが良いらしい)。
・8月中旬頃より、以前は投入した次の日には跡形も無かったバナナの皮が、数日そのまま残るようになってきている。
・当初、臭いが出ることを懸念して乾かし気味で稼動していたが、問題なさそうなので、7月頃から乾燥が気になるときには水スプレーで基材を湿らせている。
・7月、あまりにも玉ねぎの皮だらけになってしまったので、玉ねぎの皮とにんにくの皮は投入を控え燃えるゴミに出すことに(その後、一ヶ月ほどで目立たなくなったので、8月中旬より再度投入解禁)。
・消去法で決めた設置場所(冷蔵庫脇)だが、意外に当たりだったかもしれない:冷蔵庫からの放熱が分解を助けているかも?
lower waste optionということで買ったものなど
2017年8月18日
先月、近所に業務用スーパーがオープンしました。
楽しみにしていましたが、実際に足を運んでみると、全てが見事にプラスチックパッケージ入りで、容量の大きいものもあまり置いてなかったので、ちょっと残念な感じ。
特に生鮮野菜は、一つ一つの物は大きくて立派なのですが、業無用なだけに数個まとめて予めプラスチック袋に入ってしまっています。裸で売られていたのは冬瓜とアボカドだけでした。どうしろっていうの…。
そんな中で唯一アリかも、と思ったのが乾麺類です。パスタ5kg入りの袋とか。この日は偵察だけのつもりだったので、5kgを運ぶ気力がなく、下の画像の中華麺1kgを買いました。この手の乾麺って一食分ずつ束ねられているものもよく見かけるので、麺だけ入っているのはシンプルで良いと思います。ただ、私は中華麺の乾麺は縮れているタイプの方が好きなので(かつては都一の中華そば(→)を愛用。大袋で売り出してくれないかな…)食べる喜びに関してはちょっと微妙。汁のある麺料理向きな感じではあります。
それから、大分昔の話ですが、タイ食材店で買った腐竹。
湯葉大好きなのです。一番美味しい乾燥ゆばはやはり日光のもの(→)だと思うのですが、たった40gで袋のみならず中にプラスチックのトレイまで入っています。他方、こちらの中国湯葉、包装は外袋のみの200g入り。
そして、たまに見かけるトレイ入りではないエリンギ。
一応包装の重さを量ってみたところ、この袋は2.5g、よくある大きいのと中くらいのが二つ入ったトレイは4gでした。単純に包装の重さだけを比較すると焼け石に水な感じですが、今回の袋の中身は、大2、中3という構成だったので、やらないよりはいいかなと思います。こういう売り方をしているときになるべく買って冷凍しておくようにしています。
しかし…、量り売りがないとなるとこういう買い方をせざるを得ませんが、やっぱりツマンナイですね…。確かにこういったことの積み重ねで我が家のプラスチック排出量は減りましたが、ゼロになったわけではない。リサイクルボックスのスペースは依然取られているし、保管中の見た目も美しくないし、麺とゆばは味について多少の妥協もしているし。
近所に、麺屋さんと乾物屋さんが切実にほしいです…。
最近のハマリもの:ココナッツミルクパウダー
2017年8月17日
Plastic Free July後、料理に動物性蛋白質を使わなくても同居人がそれほど寂しがらないことが分かったため、良い菜食レシピを探すのが楽しい今日この頃です。
そんな折に見かけたこちらの記事。わー、美味しそう。食べてみたい。
しかしココナッツミルクを使うのか。缶ゴミ出ちゃうなぁ。缶以外でココナッツミルクって手に入るのかしらん。
そう思って検索をかけてみたところ見つけたのが、今ドはまり中のココナッツミルクパウダーです。
元々ココナッツミルクは大好きなのですが、缶詰の場合、一度開けてしまうと、好物なだけに日持ちの問題を口実にどんどん食べ進めてしまい、それが慢性化して缶の屍累々ということになりそうで手を出しあぐねていました。
パウダーだったら必要なときに必要なだけ使えます。これは便利かもしれない。300g入っていて、水を加えて、1:5でココナッツミルク、1:1でココナッツクリームになるとのこと。
今回買いに行く時間がどうしても取れずに通信販売で買ってしまったのですが、小さなダンボール箱の中に缶をそのまま入れて送ってもらえたので、ゴミは最小限で済みました。
商品のパッケージ自体も、一応全てリサイクルOKです。
誤算だったのは、スープ等料理に使う場合は十分なのですが、そのまま飲む(食べる)場合、1:5の割合ではちょっと薄いということです。朝ごはんやおやつとしてバナナとレーズンを加えて食べるのが好きなのですが、結局、1:1の割合で消費してしまうので、買ったばかりなのに早くも無くなりかけているという…。
そのまま食べるとなると、コストパフォーマンス的にはいかがなものかと思います。というのも、一食分として最低でも100gくらいは食べたいですが、そうすると一回分が300円を超えてしまうわけで…。
保存に頭を悩ませなくてもいいという点はとても気に入っているので、料理用に常備するのはアリかなと思っています。
こちらのレシピ本のマッサマンカレーを1:5の割合で作ってみましたが、とても美味しくできました。
マスカラの代わり(実験中)
2017年8月16日
これで実際に機能するかどうかはまだ実験中なので何とも言えないのですが、とりあえずアイデアだけ。
Zero Wasteを意識し始めて以来、市販のマスカラはやはりちょっと使い辛くなりました。かといって私は顔の構造上、市販のものですらパンダになります。DIYなどしようものならアリス・クーパーになるであろうことは想像に難くありません。
日常生活においては、もはや素まつげの顔に慣れてしまったので構わないのですが、ゴス服を着るときはやっぱりそれなりにアイメイク盛りたい(・・・あ?目的がそれだけなら別にアリス・クーパーでもいいのか・・・?)。つけまつげを一つ所持して、まつげ増量が必要なときにはDIYの糊で貼り付けておけば良いのではないの?と思ったわけです。
で、早速休みの日に試してみたのですが、残念、3時間で剥がれちゃいました。つけまつげの幅が広すぎるのが第一の原因だと思うので、今手元にあるつけまつげをカットするか、目尻だけのタイプのものを新たに入手するか検討中です。
糊はこちらで紹介されているやり方で作りました。
私のはかなり雑に作ってしまったのでダマがひどいですが、単なる糊としてだったら十分に機能します。ただ、1/3量で作っても結構な量なので、使い切らないうちにカピカピにならないかちょっと心配。まぁ、そうなったらなったでコンポスターに食べてもらえるので良いのですが(こういうとき、少し気が楽)。
ちなみに、この糊で目の周りが痒くなったり痛くなったりということは特に無かったです。耐久時間が短かったせいもあるかと思いますが。
最低でも6時間くらいはもってほしいので、引き続き方法を模索するつもりです。