プラスチック・ジャーナル②
2017年7月19日
(期間一週間でPlastic Free Julyにチャレンジしています。続きです)
二日目:日曜日(Avoid single-use plastic packaging)
朝ごはんは同居人から少し分けてもらった自家製ヨーグルトにブルーベリージャムを添えたものと紅茶。自家製とはいえ牛乳は紙パックに入っていたわけで、つまりはプラスチックコーティング・・・。紅茶は職場の先輩からのお土産で、もちろん紙箱のなかでプラスチックにくるまれていたもの。そして紅茶を淹れながら、茶漉しの取っ手がプラスチックなことに気づく(笑)。
その後、この一週間のために元住吉のBulk Foodsへ。大豆を大量に買うつもりが欠品中であせる。ああっ、今週の私の蛋白源が…。納豆を仕込むつもりでいた同居人も一瞬困ったようだが、極小黒豆を見つけてそれで代用することに。私もミックスビーンズで妥協。逆に今回は前回来たときに欠品していた高野豆腐があり、喜ぶ。
昼食は元住吉で外食。アイスコーヒーのストローはお断りする。
帰宅途中、生鮮を買うために通り道のスーパーに寄るもパッケージの問題で人参とピーマンしか買えず。他に欲しかったレモンとパプリカは一つ一つプラスチックの袋に入れられており(何故?!)、キャベツにはビニールテープが巻かれていた。通常であれば仕方なく購入するが、三連休中日でもあることだし頑張って他のスーパーまで歩く。が、レモンとパプリカは同じく個包装。こちらのスーパーでは特に何もくっついていなかったキャベツと、ばら売りのズッキーニのみ買って帰宅。ズッキーニだけは今のところパッケージに入って売られているのを見たことが無い。それだけの理由で今年はズッキーニばかり食べているような気がする。何かが間違っている…。
夕食はジャマイカンシチューにタイム風味のクスクス添え。本来のレシピはオクラが入るが、パッケージがあるため買えず。悲しい。ベランダで育てるしかない?クスクスは昔買ったプラスチック袋入りのもの。
本日の気づき
・こうしてちょっと無理めの制約を設けてみると、柔軟性が養われる(:「大豆がない→目的は納豆を作ること→他の豆でも行けるはず→黒豆を買う」という行動)。
・無いものは無い!自分が必要と思っているものを常にストックしておかなければならない、それができる、と思うのは贅沢(または傲慢)なのかも。
・納得のいく買い物をするためには、時間的余裕はやはりどうしても必要。
(続く)
ちなみに上記のジャマイカンシチューのレシピはこの本のものです。
VEGE BOOK Eat Your Vegetables!
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- 出版社/メーカー: リトルモア
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二人暮らしになって以来ヴィーガンフードからは離れていたので最近のレシピ本は全く知らないのですが、一人暮らしだったころは、このカフェ・エイトのレシピ本と大谷ゆみこさんの本をよく参考にしていました(カノウユミコさんは手間がかかる割に今ひとつぴんと来なかった。多分料理の腕の問題)。日常の食事は大谷ゆみこさん、ちょっとご馳走を作りたいときはカフェ・エイト、と使い分けていました。
プラスチック・ジャーナル①
2017年7月18日
週末から、一週間のプラスチック・フリーに挑戦中です。
月曜日からのはずが、同居人の希望で土曜日からになりました。私は資源ごみ回収日に合わせて日程を組みたかったのですが(つまり、次週の回収日に空っぽの容器プラ用ごみ箱、というヴィジュアル的な成果が欲しかった・笑)、まぁ多少の無理を強いてしまうのでこの程度のことは譲歩しようではないか。
一日目:土曜日 (Avoid single-use plastic packaging)
朝起きてプラスチックの歯ブラシで歯を磨き、水で顔を洗い、プラスチックの容器に入った日焼け止めを顔に塗り、プラスチック容器に入ったリップクリームを塗り、同居人が入れてくれたコーヒー(プラスチックの袋入り)を飲み、同じく同居人がプレゼントしてくれた近所のケーキ屋さんのクッキー(しつこいようですがプラスチックの袋入り)をつまみ、プラスチック容器に入った化粧品でメイクアップを済ませ、地元での福島復興支援バザーに出かける。目当ては東北産生鮮野菜だったが、残念ながらパッケージ入りが多く、とうもろこしと茄子しか買えず。同居人は「No War/Hate/Nukes」とプリントされたTシャツを、「中身だけもらっていいですか?」とプラスチックの袋から出して買っていた(手提げタイプの袋にテープ留めされずに入っていただけだったので)、えらいぞ。帰り道、コリアンタウン内のベトナム料理屋で昼食を済ませ(出されたパッケージ入りのおしぼりは使わず)、帰宅途中の八百屋でかご売りのトマトを一山(12個)400円で購入。隣に包装されていないバナナがあったのでついでに購入。一房14本350円。ああこの八百屋さんがもっと近所にあれば。夕食は昨日の残り(プラスチックの袋で買ってきた冷凍シーフードとマカロニ)で軽めに済ませ、プラスチック袋入りの紅茶を飲み、シャワーを浴び(プラスチックパッケージで買ってきた石鹸で体を洗い)、プラスチックの袋に入っていた重曹とプラスチックコンテナに入っていたグリセリンで作った歯磨きペーストで歯を磨き、就寝。
今日は料理をしなかったので、一回限りの使い捨てプラスチックを新たに家に持ち込まないという目標はそれほど苦労せずクリアしたが、既に家にある使い捨てプラスチックの大量なこと。こんなにプラスチックプラスチックと連呼したのは生まれて初めてかもしれない…。
本日の気づき、というか感想
・家で料理をしないのならば、一回限りの使い捨てプラスティックを避けるのは(短期的には)それほど難しくない。TOP4(レジ袋、ペットボトル、ストロー、コーヒーカップ)のリフューズは言うに及ばず。
・個人経営の八百屋さんはあまり包装ががちがちじゃなくて助かる。しかも安いし。ただ、場所と営業時間的に休みの日しか行けないのがつらいところ。
(続く)
プラスチック・フリー・ウィークの計画
2017年7月13日
Plastic Free July、やってみたいとは思っていたものの、必然的に同居人もある程度巻き込むことになるので気の毒かな…と躊躇していました。ですが、一ヶ月は無理でも一週間くらいならば協力してもらえるかもしれないと思い相談してみたところ、「いいよー」とあっさりした返事(多分この時点で彼は(そして私自身も)事の重大さをあまり認識してなかったと思う…)。
そこで、早速Plastic Free Julyのサイトで参加登録しました。
登録の際、勢い余って
During Plastic Free July I will: Go completely plastic-free
I'm doing Plastic Free July for: 1 Week
を選んでしまったのですが、これはどう考えても無理です。
完全プラスチックフリーなら一日が限度でしょうね。だってたぶん化粧品とか一切使えなくなってしまいますし…。Avoid single-use plastic packaging / 1 Dayにしておけば良かった…。
そんなわけで、内容を少しアレンジしてやってみようと思います。
<チャレンジの内容>
一回限りの使い捨てプラスチック回避を一週間、うち一日は完全プラスチックフリーに挑戦。
<チャレンジする人>
私のみ。食事は同居人と共にしている都合上、同居人にも協力を仰ぐ。
<期間>
7月17日からの一週間(自由になる時間が多いときの方が楽かと思い、祝日が入っている週を選びました)。
<例外など>
・無洗米のパッケージについては、同居人なりのポリシーがあってやっていることなので、対象外とする。(毎日ひもじいと泣きながらとうもろこしを齧って主食にする、という案もありましたが・笑)
・自治体のルールは守る:ごみ出しの際のゴミ袋については対象外。
・既に手元にあるプラスチックのパッケージに入った食品を使うのは可とする。ただし、事前に意図的にストックしておくのは当然不可。
・既に手元にあるプラスチックのパッケージ入り材料(重曹とかクエン酸とかグリセリンとか植物性ワックスとかシアバターとか)を使って作った化粧品などは使用可とする。
・上記例外は完全プラスチックフリーの一日には適用しない。
さて、一番の問題はやはり日々の食材調達なわけですが、
戦略1:
実施週までに、同居人用の肉・魚を容器持込で買える場所を探しておく。豆腐は大豆料理で代替して我慢。バルクで大豆を仕入れておく。キノコは…諦める。卵は最近紙容器で買っているため現状維持でOK。牛乳は私は基本的に飲まないし、同居人も常備はしないので特に何も考える必要なし。
戦略2:
同居人は通常通りの買い物・調理をするが、プラスチックのパッケージで買ってきたものについては、私は食べない(さびしーーーーーー)。私が調理するものについては、通常は同居人のために肉・魚を含めるようにしているが、この一週間はプラスチックフリーを優先する。
どちらでいくにしても…無理がありますなぁ。
ここ数日、同居人とどのように進めるのか相談し続けているのですが、なかなか方針が一つにまとまりません。
私は、間違いなく不自由することは分かっているけれど、徹底的にやって実際にどれだけ不自由するか体験してみたい。他方同居人の意見は、現実的に絶対無理なのだから、どうしても必要なものは買うべきで、むしろそうならざるをえない事態にまず気づき、その理由を突き止め、その解決方法を考え、ブログやSNSでレポートすることの方が最終的に望むライフスタイルを実現していくために効果があるのではないか、などという理屈をこねます。
…一理あるとは思いますが、「どうしても必要」かどうかは一回断ってみないとわかんないじゃん!というのが元菜食者として肉食者に言いたいことです。「はいはい、あんたどうせ肉やめたくないだけでしょ」とかいうと険悪になるので変に追い詰めないようにはしていますが。
さて、どうなることやら。
二の足踏み中
2017年7月7日
今月はPlastic Free Julyがあるので、
以前今年の抱負として言及したPlastic Challengeをやってみようかと思っていたのです。
でも、やめました。
現状、思いつく限りのことは既にやってしまっているので、リサイクルボックスの中にあるプラスチックのパッケージを並べてみてもオルタナティブが全く思いつかない。
ええと、チーズのパッケージね、これはやめられないので現状維持。
乾麺の袋ね、これもどうしようもないので現状維持。
小麦粉の袋かー、昔は紙だったのにねぇ…。はい、現状維持。
みたいなことに終始し、つまらないことこの上なく。。。
うちのごみの責任区分は、Beth Terry方式です。
Plastic-Free: How I Kicked the Plastic Habit and How You Can Too
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すなわち、例えば同居人が何かを買って付随するプラスチックのパッケージごみが出たならばそれは同居人のごみであって私には関係ありません。
他方、同居人が勝手に持ち込んだとしても、私がその恩恵を少しでも受けたならばそれは私のごみとしてカウントすることになります。
例えば、私自身は特に必要と思っておらず自分では手を出さないような食材であっても、同居人がそれを料理の材料として使い、私がそれを食べたらならば、私はそのパッケージごみを出したことになるというわけです。
私の都合で同居人の食生活及び食事作りに制限を課すべきではないと思いますし、私だけその特定の食材を食べずに済ますという手はあるにしても、作って出してくれたものを拒否するのも心苦しい。
Plastic freeは本当に難しいです。
そんなわけで、Plastic Free Julyへの登録も二の足を踏んでいるのですが、うーん、一週間くらいの期間だけだったら協力してもらえるかなぁ。…ちょっと交渉してみようと思います。
種を蒔く(だけの)人 / アブラムシの話
2017年7月6日
種を蒔くだけ蒔いて、その後の面倒を見ない人。それは私です。
会社のおじさんが、「女房がやたらと鉢植えを買ってくるんだけど、買うだけ買ってほったらかしだから結局水やりは俺がやることになる」とこぼしていました。
はい、うちもです。ごめんなさい。
というわけで、同居人がプランターの水やりをしてくれているのは知っていたのですが、まさか肥料まで施していたとは…。
「ミニトマトを収穫した後にね、液肥を入れるとまだ取ってない実がまた大きくなるんだよねぇ、ぐふふふふ」
ぐふふじゃありませんよ。うちの畑は無肥料・無農薬の自然栽培だと信じていたのに!
ま、化学肥料じゃないし、正確には肥料というより土壌改良剤だからいいけど。
ところで、「アブラムシは植物のお医者さん」という考え方があります。プランター菜園をやっている方のブログなどでたまにそういった記述を見かけるのですが、今まで「ご冗談を」と思っていました。毎シーズン楽しみにしている野菜を全滅させられ、私にとってのアブラムシは経済害虫以外の何者でもなかったのです。
が、今年、同居人の見立てによると、アブラムシが取り付いて全滅した後のニラとネギが「適正化した」とのこと。ニラは、吸い尽くされて枯れた後、新たに出てきた葉が大きくみずみずしくなっている、ネギ(元は万能ネギ)は固く大きくなりすぎていたところ、元の大きさに戻りつつある、と。
まだ自分の目で確認していないのですが(朝は暗いうちから出かけ、暗くなってから帰宅するような生活パターンなので、平日はプランターの様子を見る余裕がありません・涙)、本当だったら嬉しいことです。