プラスチック・ジャーナル③

2017年7月20日

 

(期間一週間でPlastic Free Julyにチャレンジしています。続きです)

 

さて、三日目の祝日は、完全プラスチックフリーに挑戦の日です。そう同居人に告げたところ、「完全ってどこまでよ?そんなこと言ってたらシャワーも浴びられないしトイレも使えないよ?」と指摘されました。確かに。

Plastic Free Julyのウェブサイトでは、「Go completely plastic-free」という文言の具体的な定義は見つけられませんでした。定義が明確でない場合は、目的から判断するのがセオリーです。改めてウェブサイトを確認してみました。

 

端的には、Plastic Free Julyとは「7月中、一回限りの使い捨てプラスチックの利用をやめてみる」こと、とあります。そうすることで、日常生活の中に大量に存在するプラスチックについて気づきを得るのが目的である、と。

そしてプラスチックの何が問題なのかといえば、大まかにまとめると以下2点に集約されます。

 

・便利だからといって無責任にプラスチックを使い捨てること、その結果としての環境への悪影響

・プラスチックに含まれる化学物質が保存・調理の際に食品・飲料に溶け出すことによる健康への悪影響

 

ということであれば、私にとっての「Go completely plastic-free」で避けるべきプラスチックとは、「一回限りではないにしても結局は使い捨てることが前提のプラスチック」及び「食品の保存・調理に関わるプラスチック」ということになります。

ウェブサイトのFAQページにも「ご心配なく、期間中、パソコンや電話、車などは使えます」と書いてありましたし、同居人に指摘された家の設備的なものも、常識的に考えて対象範囲外と思われます。 

というわけで、三日目のチャレンジは、上記プラスチック2点及び、既に家にあるプラスチック入りで買ってきた物品全て、と範囲を確定しました。

  

三日目:月曜日・祝日(Go completely plastic-free)

起床。以前購入したものの使い心地が悪くてお蔵入りになっていた竹歯ブラシで歯磨き。痛い。水で洗顔。化粧水は手作りだが材料がプラスチック入りなので使えず。リップクリームも塗れず。代わりにオリーブオイルを塗ろうとするも、瓶の蓋の内側にプラスチックが入っていた…。プラスチック容器に入った日焼け止めも塗れない。外出予定もないことだし、今日は一日日陰に居ようと決心する。

朝食は一昨日大量に買ってきたバナナを食べる。紅茶・コーヒーの類は全てプラスチックの袋入りのため、飲むものがない。寂しい。

さて家事でも、と思ったものの掃除洗濯ができない(なぜならば、洗剤の類が全てプラスチック入り)。とりあえず、乾いた洗濯物をたたみ、黒い洗濯物についている白い布埃・糸くずをガムテープで取ろうとしたところ、同居人が嬉しそうに「残念!そのガムテープの糊も、片面のコーティングもプラスチックだよ~」…。

昼食は昨日の野菜シチューの残りにバルクで買ってきたショートパスタを添えたもので済ませる。同居人が、同じくバルクで買ってきたポップコーンを作ったが、味付けにスーパーで買ってきたプラスチック袋入りの塩をかけてしまう。「え、もしかして食べられない、これ?えー(爆笑)」…(怒)バルクの塩もあったのに…。

おやつタイムはバルクで買ってきたドライパイナップルを食べる。なかなかおいしいのだけれど、飲み物が水だと全然嬉しくない。カフェイン切れで気力が湧かず、ふて寝。

気づくとはや夕食タイム。主食はふかしジャガイモ。同居人はチーズを添えておいしそうに食べている…。

夜の歯磨きは諦めて普通の歯ブラシで。とにかくお茶が飲めないのが辛かった一日。

 

本日の気づき

・ホームフリージングのスキルが上がった(後日改めて書きます)

カフェイン中毒だったことが判明(こんなオチでごめんなさい)

 

(続く)