一号機休眠/二号機稼動開始

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左:1号機 右:まだ何も入れていない2号機

 

少し前の話になってしまいますが、11月1日より、段ボールコンポストを2号機に切り替えました。

 

1号機最終日↓ 

 

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1号機には12kg強の生ゴミが入った計算になりますが、見た目、量はあまり増えていないので微生物が順調に頑張ってくれたということなのではないかと。

 

温度は終始低めで、平均30.7度でした。一番上がったときで38度程度。しかも、いったん上がっても次の日には必ず4~5度下がっていました。インターネットなどを見てみるに「40℃~60℃くらいならば微生物が順調に働いています」というのが一般的な目安のようですが、購入したコンポストセット付属の説明書によると「外気温よりも高い温度になっていればいいのであまり気にしなくて良いです」とのこと。自分の精神衛生に都合の良い方を採用して、あまり温度を上げることに汲々とはしませんでした。夏場はそれでも問題なさそうです(後述しますが、冬はそういうわけにはいかなさそうな雰囲気…)。

 

特にトラブルも無く半年の稼動を終えられた要因としては主に以下のことが挙げられるかと思います。よく聞くトラブルは、分解が追いつかない、においが出た、虫が出た、の三つだと思いますが:

 

分解速度について:

元々の投入量自体が少なかったため、オーバーフローになりようがありませんでした。

・二人暮らしのため、発生する生ゴミの量もあまり多くない。

・基本的に野菜の皮は剥かない(うちの同居人は物によっては果物の皮も食べてます)。

 

においについて:

においが出てしまったときの対策として、よく混ぜる(空気をたくさん入れて、好気性微生物を元気にする、ということだと思います)、お茶がら・コーヒーかすを投入する、という手をよく聞きますが、

・室内置き且つ常に視界に入っているためアクセスが良く、一日一回、ほぼ必ず混ぜることができていた。

・そもそも発生する生ゴミの半分が茶殻だった。

 

虫について:

・都心のためか、年々虫が減っているのか(怖)、虫自体がいない。

・室内置きなので虫が入る機会が少ない。

目に見える大きさの虫が普段から出たことがない家です(なのでたまにベランダ菜園に蜂が遊びに来たりすると正直ほっとします)。ダニ(うちではDonnyと呼んでいますが・笑)はいたのかもしれませんが、そもそも家には家ダニがある程度は居るらしいので、何か実害が出ない限りは神経質にならなくても良さそうです。

 

他方2号機はやや苦戦しています。季節柄温度がなかなか上がらず、稼動後1ヶ月も経っていないのに、既に4ヶ月目くらいの混ぜにくさになっています。詳細はまた後日に。

コンポストAW

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本当は10月1日からコンポストのカバーを秋冬用のものに替えるつもりだったのですが、縫い物の時間が取れずに今に至りました。

 

春夏用と全く同じ作りですが、コンシールファスナーの付け位置を今度こそは間違えなかったこと、布地がしっかりしていて扱いやすかったことのおかげで春夏用よりもすっきり仕上がりました。今回新たに糸が必要でコットンのミシン糸を新たに買ってきたので、その点でも気分が良いです。

 

(ちなみに、今まで何も考えずに種類の豊富なシャッペスパンのポリエステルミシン糸を買っていましたが、使用後の糸巻きの回収をしてくれないのか聞いてみたところ「誠に申し訳ございません。 使用済ボビンの回収等はおこなっておりません。何卒、ご理解いただきますようお願い申し上げます。」と、木で鼻をくくったようなお答え。……いいのよー、今後はもう買わないから・笑)

 

コンポストだけだと何となく浮いた感じになるので、春夏と同様、クッションカバーとお揃いにしています。

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ダメだと言われても

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私の使っている段ボールコンポスト付属の説明書には、入れていいのは食べ物のみで「紙は入れないでください」と明記されています。ですが、以前読んだ”Compost City”によると、カラー印刷ではない紙や段ボールなどはコンポスト・レインボーの「茶色」材料として、出来上がりの堆肥「ブラック・ゴールド」の炭素分になるとのこと。

 

子育ても二人目以降は割合大雑把になると聞いています。二号機になってからは、リサイクルにちょっと出しづらい、書類の個人情報部分も細かく切って投入するようになりました。

 

今のところ、特に問題は無いようです。

 

かぼちゃの種は、本当は煎って食べ切った方が良いのだと思いますが、今のところちょっとそこまでやる余裕がありません。簡単にワタを落とす方法があればやってみたいです。

祭りは他力本願でお願いしたい

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毎年この時期、新宿花園神社の酉の市に行きます。目当ては屋台の葱焼きです。

初めて訪れた年には普通に屋台が提供しているクラムシェルプラスチック容器に入れてもらったのですが、何しろ大きいのです。

しかもその当時それを二枚買うほどの食欲を誇っていたため、食べ終わった後には巨大クラムシェル×2。

当時ゼロ・ウェイストなどという概念は知りもしませんでしたが、それでも容器ゴミの質量が嫌だと思いました。

なので、その後は毎年琺瑯バットを持ち込んで買わせて貰っていました。

 

今年も例年通り自前容器で買わせて貰って満足…のはずなのですが、何故か今年はこんなことしたくないなーと思ってしまった。

 

屋台の人だって忙しいし、規定の容器じゃないからよそう量もよく分からなくなるし(まぁ、皆さん快く応じてくださるのですけどね)。

そして何より容器が重い。用意した容器の分しか食べられない。こんなにたくさんの屋台で美味しそうなものが売ってるのにねーーーー。

 

もうちょっと緩―くお祭り自体を楽しみたいのよ、わたし。

イベント用のリユース食器、使ってほしいなぁ。

つぶやく

ブルックリンのPackage Free(Lauren Singerプロデュースの、ゼロウェイスト生活必需品を商うお店)からメルマガが来たんですがね。

 

ブラック・フライデーは夜の9時までやってるよ!お店に来られない人はサイバー・マンデーよろしくね!(買えーーー買えーーーーー)とのメッセージ。

 

えー、ゼロウェイストってさー、基本的にアンチ消費主義だと思ってたんだけど。エコ界隈の人々はむしろ不買デーに参加ですよね…。

 

商売が絡んじゃうと仕方ないんだろうけどねー。難しいわねー。