Nordic Lifestyle Market

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2017年3月28日

 

もう終わったイベントを褒め称えるのもアレですが、

年4回開催とのこと、きっと今後も開催されるのでご容赦下さい。

 

ヘチマの種を青山ファーマーズマーケット内にもらいにいったら、隣でちょうどNordic Lifestyle Marketというのが開催されていました。これがもう素晴らしく美しくてですね。

 

北欧ヴィンテージ食器とか(アラビア社の食器、素敵!)、絵本作家ELSA BESKOWのちょっと不気味な絵柄の食器シリーズとか(面白い!!)、かっこいいヴィンテージ家具とか(ほしいと思ったテーブルは16まんえん!!!)。目に入る物すべてが(値段以外は)好ましく心地よく。

 

が、駆け出しプラスチック・フリー求道者として目が釘付けになったのは、

bellbetさんというお店が出品していたヴィンテージのガラスボトル類でした。

口の部分が細くなっていて、金属の留め金でがちっと栓をするタイプの瓶と、

ガラスの栓をぽこっとはめ込むタイプの二つがそれぞれ結構な本数出品されていました。

(お店は吉祥寺と埼玉にあるそうですが、ボトル類は通常は埼玉の倉庫の方にしか置いてないとのこと。)

 

家で作っている化粧水とデオドラントは、入れ物自体はガラスにしていますが、蓋部分がプラスチックなのが少し引っかかっていたため、試しに写真のボトルを化粧水用に買ってみました。1000円。

 

化粧水にはいつもバラの精油を入れています。透明のボトルに入れてしまうと精油の茶色が汚らしく見えてしまうので(匂いは素晴らしいのに…)、茶色の遮光瓶は用途にぴったり合っていました。ただ、ぽかりと開いている丸い口から適量の液体を手のひらに出すのは、人によっては難しいかもしれないです。私の場合は元々使っていたボトルも単なるジュースの瓶だったので特に問題ありません。

 

油分が接するところから一つプラスチックを除くことができ、また、新しく生産されたものでなく既に存在しているものを有効利用できることになり、とても満足度の高い買い物でした。

 

最近あまり深く考えずに東急ハンズでメイソンジャーなど買っていましたが、良く考えたら髪の毛を切るのにほぼ毎月通っている下北沢でも、アンティークショップでメイソンジャーを見かけているような気がします。

着るものはほぼセカンドハンドなのですが、今後、こういった身の回りの雑貨を入手するときにも、まずはなるべくそういったところから探すようにしようと思います。

 

信販売禁止にして強制的に外に出るようにしたら、買い物の仕方がだいぶ変わってきたことを実感しています。

タネをシェアする

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同居人の希望で、今年の夏はグリーンカーテンとしてへちまを育てる予定です。

F1の種を避けるため、種を入手するときはいつも野口のタネから通販で買っていました。しかし、只今私は通販禁止実験中。直接買いに行くことも考えましたが、住所のリンクをクリックして出てきた画像に怖気づきました。両側にカントリークラブって、どんな山奥なんだ。種数粒のためにそんなところまで出向くのはどう考えても現実的ではありません。埼玉は外国です、だから通販します、と言い逃れをしようかとも本気で思いましたが、それはさすがに、ね。

 

そんなわけで、無理なく行ける範囲で固定種の種が手に入らないか情報収集していたところ、たねBOXというのを見つけました。

www.share-seeds.com

固定種の種を交換してくれるブースが、毎週国連大学前で開催されている青山ファーマーズマーケットに設置されているとのこと。

置いてある種の種類は、リンクを貼ったページで紹介されています。ラインナップに「太ヘチマ」とあったので、この週末、出向いてみました。ファーマーズマーケットにも以前から興味がありましたし。

 

ほしい種が自分が行ったときにあるかどうかは運次第なので、残念ながら「太へちま」は無かったのですが、代わりに「沖縄へちま(食用)」があったので有り難くいただいてきました。

ヘチマの発芽率は50%程度らしいので、4粒程度もらえばいいかと思っていたのですが、スタッフさん曰く「この種は2015年採取でちょっと古いので、少し多めにしておいた方が良いです」とアドバイスをいただき、10粒にしました。

もらい方は写真にあるように「必要な分だけとって、Thank youカードを書く」。それだけです。自分が提供できる種が無ければ、もらうだけでもOKでした。うちは今年の唐辛子が上手くいけばその種でお返しをしようと思っています。

 

一応持ち帰り用の封筒が用意されているのですが、もちろん遠慮して、ガーゼティッシュでくるんでもらって帰りました。量り売りならぬ「量り(?)もらい」。しかも固定種。うれしいシステムです。

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さて、もう一つの目的のファーマーズマーケットですが、パッケージレスの野菜を求めるという観点からすると、特に収穫はありませんでした。

鰹節とスパイスの量り売りはそれぞれ一店舗ずつ出店がありましたが、野菜はほぼ全てがっちりプラスチックで包装されており、その場で中身を出して返せるようなものではなかったです。裸で売っていた野菜はキャベツ、ニンジン、生姜、あと果物くらいだったかな。それだったら(パッケージレスの観点からは)近所のスーパーと変わらないかな、という感じです。期待してファーマーズマーケットのためだけに出かけなくて良かった…。

公園は食べられるらしい

2017年3月24日

 

実際に使えるかどうかは条件付だと思いますが、ちょっと面白いサイトを見つけたのでシェアしたいと思います。

 

公園で山菜やフルーツを探そう

 

都内の公園で見つけられる食べ物のリストです。かなり網羅的なので、自分の近所の公園も載っており、あんなところにそんなものが?!と興味深く眺めました。

 

ただ、言うまでもないことかとは思いますが、大人が本気で食糧採取に乗り出してしまうと場合によっては窃盗になるはずです。

基本的に、公園の樹木は公園の所有物で、果実も同じ扱いですから。

気兼ねなく自由に採取できるのは、公園に生えている雑草のみ、ということになります。

 

パッケージレスの果物がたくさん有るのに、誰も採ることができずにただ落下して腐って掃除されて終わりっていうのはもったいないですけどね…。

子供が遊びながらちょっとついばむっていうのは常識の範囲内だと思いますので、おやつを欲しがる子供さんは公園に遊びに行かせるってのはどうでしょう。

ナイトさんの思い出

2017年3月23日

 

1990年頃、父が留学していたので私の家族は短期間イングランドに住んでいました。

私たちが住んでいた地域には日本人のニューカマーと見るや家に押しかけてきて、英語の家庭教師を買って出る変なおじいさんがいました。

ナイトさん、といいます。

 

母の家庭教師となったナイトさんは、大体週に一回程度、私たちの住むフラットを訪れます。

玄関からリビングに通されると、彼はおもむろにハンカチでちーんと鼻をかみ、そのハンカチを手の中でくっちゃくっちゃと揉みながら天気の話などをし、

しかる後に”Nice to see you!”などと言って、私と父にその手で握手を求めてくるのでした。

私たちは震え上がり、その後、ナイトさんのレッスンの日は必ず外出の予定を立てたものでした。用事もないのに。

 

そんな経験がございますので、ガーゼティッシュを使うことが他人様にどのような印象を与えるものなのかということについては十分理解しているつもりです。

毎回神経質なまでに熱湯消毒し、漂白し、アイロンをかけるのもそのためです。

 

でも良く考えたら、私自身は体質なのか鼻をかむということをほとんどしないのでした。

花粉症でもないし、風邪もひかない(はい、それはもう、バカなもので)。

だから自分で気にせず使えているという部分はあるのかもしれないです。

 

もしも、私がしょっちゅうすごい勢いで鼻をかんでいて(うちの同居人みたいに。なので彼は使い捨てティッシュ派)、それをいつものガーゼティッシュで処理しているとして、

洗っているとはいえ、同じティッシュでお弁当を食べた後に口を拭いたり、外で使い終わったカトラリーを包んだり、スプラウトの水切りをしていたりするとしたら、

他人の目で見たらちょっと嫌かもしれないなぁ。

 

なので、今、鼻専用のガーゼティッシュを調達することを考えています。

普段使っている白のペラペラと一緒に持ち歩けて(ほぼ使わないことは分かっているので、専用の入れ物を用意するつもりはないです)、

かつ区別はできるように色のついたものを探します。

 

ティッシュの話ばかりで恐縮ですが、日本人は特にティッシュに頼りすぎなのかもしれません。

学部生だったとき(2000年頃)、第三外国語で受講していたスペイン語のクラスで先生が、

「それにしても最近の日本は何でも使い捨てですね。スペイン人はいまだにパニュエロ(ハンカチ)で鼻をかんでますよ」と嘆いていたことを思い出します。

衛生上の理由により

 

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2017年3月22日

 

お弁当箱を替えました。

 

今までは、愛用しているサーモスの真空断熱フードコンテナとスタッキングできるプラスチックのコンテナをずっと使ってきたのですが、

最近お弁当を食べているときに、違和感のあるにおいがふっとよぎることがありました。これは…祖母の家の台所の布巾で嗅いだことのあるにおい…。つまり…雑菌臭…!

帰宅後、同居人がちゃっちゃと洗ってくれるのに甘えていたのがいけなかったようで、蓋のゴムパッキンが大変なことになっていました。

私は通常パッキンを取り外して裏まで洗うのですが、同居人にはそういう発想が全く無かったらしいです。

 

たぶん臭いは重曹水に漬け置きすれば取れると思うのですけれども、そもそもパッキンが存在しなければそういう手間も省けるわけです。どうせ私、白ご飯しか入れないから汁漏れとか関係ないし。

ちょうど数日前に、シーガル(タイのステンレスブランド)のお弁当箱をハンズで見ていて、パッキンの付いていないつるりとしたお弁当箱いいなー、と思っていたところでした。

そのお弁当箱は私の毎日の用途には少し大きすぎたため、そこからステンレスのコンテナ探しが始まりました。

300mlくらいの容量でパッキンの無いもの希望。

 

これがね、意外に見つからないもので。

ステンレス製でちょっと良いなと思うと取り外しのできないパッキンが付いていたりします。

白状しますと私にも前科があります。大昔、取り外せないパッキンにカビを生やして本体ごと使えなくしたことがあります(こっちの方がひどい)。却下。

ならばパッキンが取り替えられればいいかというと、そもそも不必要なものが付いているのは我慢がなりません。却下。

 

なかなか思い通りのものが見つからないことに業を煮やして、「ランチボックス パッキンなし」で検索をかけてみたところ、

画像で引っかかってきたのが写真のおべんと箱です。

the-web.co.jp

昔懐かしいアルマイト(幼稚園のとき使ってたなー)。容量は375mlで、希望より少し大きいですが許容範囲です。

アルミってどうなのよ、とは思いましたが、パッキン嫌!余計なもの嫌!といういやいやモード全開になっていたせいで、このシンプルさには抗えませんでした。

 

ありがたいことに、地元のルミネであっさり見つかったので、早速毎日使っています。選ぶときには特に考慮しなかったことですが、小さくて軽いので、中身がなくなった帰宅時にストレスが無いのも良かった点です。そして何より洗うのがスーパー楽ちん。今のところ、とても気に入っています。パッケージも紙一枚でしたし。

 

臭い付きになってしまった可哀そうなコンテナはどうしましょうか。

とりあえず、春も来たことですし、スプラウトの発芽用容器にでも転用しましょうかね。