仕事場でお茶を飲むとき
2017年2月22日
以前書きましたが、職場のコーヒーサーバーはゴミの出方にちょっと抵抗があるので使わないことにしています。
ウォーターサーバーのタンクは、納入業者に聞いてみたところ「たぶんリユース」ということでお湯は確保できるので、自分で茶葉を持ち込んで紅茶・緑茶を飲んでいます。
その際、使い捨てのティーバッグはあり得ないので、私は上の画像のティーストレーナーを毎日持って会社に行っています。北欧百均(100円、ではないと思いますが。300円くらいだったのかな?)製。普通の茶漉しも所有していますが、以前径が大きすぎるマグをうっかりe-bayで入手してしまい、今までの茶漉しでは茶葉がうまく浸からなかったため、同居人にプレゼントしてもらったものです。
空のまま持って行って会社に置いている茶葉を入れる日もあれば、家でいつもとは違うお茶を仕込んで行くこともあります。安物のせいか会社に着くころには細かい茶葉はかなりこぼれていますが、どうしても気になるというほどではないです。このタイプのものはこれ以外使ったことが無いので、紅茶屋さんなどできちんとしたものを買ったとしてどの程度差が出るのかは分からないです。
使った後はそのまま家に持ち帰ります。毎日、お茶がらを生ごみ用のゴミ箱に投入しながら、ここがコンポストになればもっと徳が積める(笑)のになぁとちょっと残念に思います(コンポストの件は提案するたびに同居人に却下されつつも鋭意検討中!)。
ちなみに、写真でストレーナーの下に置いてあるポットの形のトレイも同居人からプレゼントしてもらいました。
うちは、およそプレゼントをやりとりするときは、必ずリクエスト制にしています。仲が良いとはいえ、必要なもの・好みのものをドンピシャで選ぶというのは難しいですし、特に私はちょっとでも好みでないものは身の回りに置きたくないもので…。サプライズがないのはつまらなく思えるかもしれませんが、毎日確実に使うものがお気に入り且つ人からのプレゼントというのはなかなか幸せなものです。
もやしlessの危機
2017年2月21日
私の住まいは新宿です。伊勢丹から徒歩15分弱の距離。
こんな大都会に住んでいるのだから、その気になれば地元で手に入らないものなどあるわけがない。
そう高をくくって通販断ち実験を開始したわけですが、早速もやしlessの危機に陥っています。
緑豆が手に入りません!
この週末、外出嫌いの私がわざわざ緑豆を探す旅に出ました。
予想していたことですが近場のスーパーは全滅。
高島屋には乾物の富沢商店が入っていて、緑豆もあるにはありましたが、オーガニックじゃないし、いつも買っているAlishanのに比べて量が半分以下で値段が同じくらい。無理。(後日発覚しましたが、これは勘違いでした)
行きつけの自然食品店では、Alishanのレンズ豆やヒココ豆は置いてありましたが、緑豆の扱い無し。
うーむ、つまりそういうこと。無いから通販で買ってたんだよね…。
とりあえず来週は西口方面のデパートと、新大久保のエスニック食材屋さんをあたってみようと思います。
もうすこし粘る。
そんなわけで早速難航しているのですが、いつもと行動を変えてみたことでいろいろと良いこともありました。
・ついでだから、と初めてのお店でランチを食べて、そこから目的地に向かったら、機会があったら行ってみたいと思っていた時計とアクセサリーのお店を偶然見つけた。
・ついでに切れてしまった化粧品を買いに行ったところ欠品中だったが、その場で店員さんに相談に乗ってもらえたため、より自分に合う商品を紹介してもらえた。
・ついでに目玉クリップを買いに行ったところ、より用途に合って見た目もすっきりしている「ばちクリップ」に売り場で出会うことができた。
外に出るのは良いことだ!
あとは、日々の生活への影響ですが、
通販やめよう、と思ったことで、インターネット上で商品を物色しても意味が無くなったので、
ネットの大海の中で何か素敵なものを探し求めて果てしなく時間を費やす、ということが無くなりました。
通販断ち実験、こんな感じで今のところはまだ続けられそうです。
あまいはなし
2017年2月20日
先週、バレンタインデーだったので、同居人がチョコムースを作ってくれました。
見栄えはあれですが、材料の妙なごまかしが無い自家製なので味は大変結構です。
私からは毎年恒例のLISZTのオレンジピールチョコを贈呈しました。
常食するにはちょっと贅沢なので、年に一度の楽しみとしているのですが、
パッケージがありますし、入手も通販だったので、ゼロウェイスト的には少々負けた感。
(ま、ムースも自家製とはいえ生クリームのパックだのなんだの出てますけど)。
同居人は、昔から環境問題がテーマの一つの人なので、
ティッシュは使うしペットボトルも買いますが、肝心なところは意外に外さないというか、
きゃーっと感覚的に突っ走るだけで、あまり物事深くは考えていない私より、大局が見えているようにも思います。
去年バルクフーズで枝豆チョコ(フリーズドライの枝豆にチョコレートがかかったお菓子)を量り売り買いして、ゴミを出さないでお菓子らしいお菓子が買えたとほくほくしている私に、「いやー、お店のバックヤードではバイト君が個包装のプラスチック小袋を一生懸命破きながらバルクビンに詰めてたと思うけどねー」と冷や水をぶっかけてくれやがりましたが、全くもっておっしゃる通り。手元で出るゴミだけが自分の出したゴミじゃないのよね…。この局面で選ぶべき正しい道はチョコレートの存在を忘れることなんだ。絶対無理だけど(笑)。
こういうバランス感覚のある冷静な人が身近に居てくれることは、極端に走りがち(しかも無駄に)な私にとってはありがたいことです。コンポストを何度却下されても仲良くできる!
重曹を使ったデオドラント
デオドラントは数年来とある市販のナチュラル系のものを使ってきました。
使用感には満足していましたが、ちょっとお高いこと、自然食品店など特別なところに出向かないと置いていないことには不満を持っていました。
昨年の夏の終わりに手元のボトルを使い終えたので、その機会に重曹使用の自作に切り替えました。
最初は昨日紹介した佐光さんの本に載っているやり方「パフでそのままつける」を試してみたのですが、
私の使っている重曹の粒子が粗いのか、きちんと付いている気がしないのと、ざらざらするのがちょっと不快だったのとで、日常の使い方としては却下しました(旅行の時には運ぶのに軽くていいんじゃないかと思います)。
インターネット上でレシピを検索してみたところ、何かを混ぜるとすれば、水かココナッツオイルが一般的なようです。脇に油というのは服に染みつきそうでちょっと抵抗があるので、とりあえず水で試してみることにしました。
レシピはこちらからいただきました。
使ってみたところ、ショッキングなことに(笑)、今までの高価な市販品と比べ遜色ない使用感・効果です(効果については、使い始めたのが盛夏を過ぎていましたので、今年の夏が終わる頃にはまた違う感想になっているのかもしれませんが)。半年くらい毎日使い続けて、皮膚に特段の悪い変化もありません。
ボトル一本2000円近く払っていたところを、一回に換算すると数円程度の材料費で同等のものが作れ、しかもゴミが出ず、香りは自分の好みの精油が選べる。切らしてしまっても、家に材料がある限りは、買い物に行く手間がない。良いこと尽くしです。
ただ一つ問題は、暖房を使わない我が家の、その中でも一番寒い洗面所で、裸の脇に水スプレーするときの気の重さです。この時ばかりは油染みができようとココナッツオイルにしておけばよかったと毎朝心から悔やむのでした。
※但し、重曹のみのデオドラントは長く使ううちに皮膚がアルカリ性に傾いてしまい、却って臭いがきつくなるという話もあるので、気になる方はミョウバンを使ったほうが安心かもしれません。(2017年9月11日追記)
重曹
2017年2月17日
うちの同居人は昔ビル清掃のアルバイトをしていたことがあります。
そこで、「プロ仕込みの技術があるならそれを家庭生活にも活かさないと!」などと言いくるめ、
家の掃除をほぼ全面的に押し付けておりました。
しかし、任せておくと強烈にケミカルな洗剤を平気で使います。
忙しさにかまけて見て見ぬ振りを続けてきましたが、やっぱりちょっと気持ち悪い。重曹とクエン酸でやってよ、とか言いたい。
でも、そもそも掃除というのはドラッグストアなどで買ってくる専用の薬剤を使うものだと当然のように思っている相手に重曹だクエン酸だと言ってもどうしたらいいのか分からないんですね。
なので、この際まずは自分がナチュラルお掃除をきちんと習得しようと思い、何冊か本を読みました。
その中で、掃除にとどまらず一番生活の参考になったのがこの本でした。
重曹 超簡単ナチュラル暮らし 掃除、歯みがき、加齢臭、虫さされ、化粧落としなど22の活用法 impress QuickBooks
- 作者: 佐光紀子
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2014/11/28
- メディア: Kindle版
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場所ごとの掃除サイクルまで指定するような上級者向けの本は私にはちょっと早かったみたいで。
重曹の、「おくだけ、まくだけ、こするだけ」等、簡単だけれども効果の大きい使い方を教えてくれる本です。
実際に試してみて楽しかったのが、油でギトギトのお皿を重曹で中和する、という技でした。
一枚馴染ませ終わったら、次のお皿の上にこすり落としてまた馴染ませて…あとはお湯ですすいだら本当にすっきり落ちました。重曹は無機物なので洗い流した水も汚れない、というのはありがたい話です。、
あとは重曹を容器持ち込みで量り売りしてくれるところが見つかれば完璧なんですけどねー。
インターネットの検索で高山市の美容室がそういうサービスを提供しているのを見つけましたが…(こちら)。
近所にこんなお店できないものかなぁ。新宿って何でもありそうに見えて意外にこういうところがダメなんだよねぇ。
今日は本当は重曹を使ったデオドラントについて書くつもりだったのですが、長くなってしまったのでその話はまた後日に。