DAY9 堆肥化しよう

10月は子供向けゼロ・ウェイスト31日間チャレンジに取り組んでいます。

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9日目のお題は、近場で利用できるコンポスト設備があるかどうか調べて、始めてみましょう、です。

 

我が家の段ボールコンポストは今月で6ヶ月目、目標稼動期間最後の月となりました。さすがにお疲れ気味な雰囲気です。9月下旬から外気温が下がったことも影響しているかもしれませんが、温度が30度を下回る日が増え、月初の米ぬか投入に対する反応もあまりよくありません。8月1日、9月1日に米ぬかを入れたときには、次の日の温度が37、8度まで上がったものですが、10月1日は32度に留まりました。それにリンクして分解速度もかなりゆっくりになり、玉ねぎの皮が強烈に目立ちます。その割りに海老の尻尾などの好物は一日で跡形もなくなっているから現金なもんです。そういうところがかわいくもあり。

 

そういえば、コンポスター導入以前、室内で段ボールコンポストをされている方のブログを読んでいたときに「コンポストは家族の一員です」という記述があり、「は?……いやいやいやいや、何をおっしゃいますやら?」と思ったものですが、一つ屋根の下で毎日食料を分かち合い、こまめなお世話をしていると、確かにそういう心持ちになることを実感している今日この頃です。

 

……話が脱線しました。えーと、大分混ぜにくくもなってきましたので、予定通り今月末まで稼動させた後に熟成に入ろうと思っています。9月末までの総投入量が10kg強なので、10月末の最終総投入量は大体12kgくらいになろうかと思います。コンポストキットに付属の説明書によると使用期間は2~3ヶ月、一日の上限投入量500gとのことなので、単純に重さだけを考えれば、計算上500g×90日=45kgまで入れ続けられるはずですが、感覚的にはそろそろ限界に見えます。

 

先日ご紹介したCompost Cityという本によると、最終的に完成する堆肥の成分組成は窒素対炭素が1:30が望ましいそうです。

そして、以下の基本的な考え方(著者は「コンポスト・レインボー」と表現しています)を念頭において、適宜投入するものを加減します。

すなわち:

 

greens(窒素分を豊富に含むもの) = 野菜一般

browns(炭素分を豊富に含むもの) = 枯れた植物、段ボール・新聞紙などコーティングされていない紙、炭水化物

 

greens + browns = black gold (compost)  N : C = 1 : 30 

Compost City: Practical Composting Know-How for Small-Space Living

Compost City: Practical Composting Know-How for Small-Space Living

 

  

この考え方からすると、うちの堆肥は基本的に野菜の皮ばかりを入れているので、基材の燻炭に対してバランス的にどうなんだろうという気がしないでもないのですが…。

まぁ、キットの説明書が特に拘っていないから気にしなくていいのかな…。ざっくり「野菜くずや食べ残しを入れましょう。分解が遅くなったり、混ぜにくくなってきたら終了。以上!」みたいな感じなので。

 

気楽に、やります。

 

9月1日

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10月1日

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