失敗したお買いもの その3(フードキャニスター)

 

2017年3月8日

 

初期の買い物失敗シリーズその3はKlean Kanteenの断熱フードキャニスターです。

今は別の用途を見出して日々仲良くしてますが、最初は結構がっかりして、一年近く食器棚の奥にしまいこんでいました。その話を。

 

先日、ランチ用に使っているフードコンテナが見た目プラスチックプラスチックしていて…ということを書きました。もちろん本体はステンレスですが、蓋の部分はプラスチックで、ボリュームもあるので結構目立ちます。いつも持ち歩いているスポークをデフォルトのLife Without Plasticの袋に入れている日もありますが、そんなことを言っちゃってる袋の横にぱっと見プラスチックのジャーが鎮座している様子は失笑ものです。心ある人ならば、「お前、意味解ってんの?」と問いたくなるでしょう。少なくとも、私だったらツッコミます。(性格悪いかなー。うん、悪いかも…。)

 

そんな折、Klean Kanteenにステンレスの断熱キャニスターがあるのを見つけ、これに取り替えれば解決じゃん、と早速コヨーテは通販に走ったのでした。しつこいようですが、コヨーテはうちの家庭内用語で、「通販依存人間。そしてその買い物は100%失敗する」という意味です。

 

さて、件のキャニスターが届きました。蓋も本体もステンレス、クールです。ああ、美しい。ところが。

蓋を開けてみてびっくり。ちょっとっ、蓋の内側5番のプラスチックですがっ???!(一応BPA FREEではあります。あと、今のモデルは違うのかもしれません。メーカーのホームページに載っている写真は、私の持っている蓋と色が違います。)

この時点で、意味ないじゃん、と相当しゅんとしていたのですが、実際に使ってみてコヨーテはさらに打ちのめされました。…スープ、作ってくれない…。つまり保温力がね、そういう目的じゃないんですよ、たぶん最初から。なので、いつものコンテナならばきちんと火が通っている野菜が生煮え。悲しかった…。

 

この件を書くにあたって、プラスチック蓋のコンテナとスペックを比べてみました(そういうことは買い物の前にやりましょうねぇ…)。

 

今使っているサーモスのコンテナ

「室温20度において製品に規定量の95度の熱湯 保温効力(6時間)61度以上」

 

Klean Kanteen

「室温20度で使用した場合 保温効果 3時間後 61.3℃(初期温度100℃)」

 

私が使いたかった用途には決定的に持続力が足りなかった、というわけでした。形がシンプルで手入れがしやすく、中身が見渡しやすく、何よりとても見目良いのに、残念なことです。(あと、この温度の件を何故か薄―いグレーの文字で書いているところも、何か残念な気がする。)

 

最近は、この購入時のショックもだいぶ癒えてきたので、朝食代わりのソイラテを作って会社に持って行っています(会社のカフェで作ってもらってもいいんだけど、調整豆乳を使っているのがちょっと気になるので。こういうことをいちいち気にするから荷物は増えるし生きづらい・笑)。朝5時半に温かかったものが、8時半には「温かい気がする」程度になってますが、まぁ、許容範囲。豆乳はあまり熱くしすぎないのが美味しいし、適材適所です。

 

最近、熱はふたの部分から相当逃げていることが分かってきましたので、サーモスのフードコンテナ用ポーチに入れて、

本来意図していた目的に使えないか画策中です。