モノ買わず、一日一手放し 、の例外

今年は不買チャレンジ(というか、正確には「質量を持った物品を新たに家に入れない」チャレンジ)やるよー、とブログでついに公言してしまいました。 

noa-s.hatenablog.jp

 とはいうものの、取り立てて悲壮な覚悟で挑んでいるわけではなく、最初からたくさん例外を設定してあります。

当然食料品は買わなければなりませんし、トイレットペーパーや石鹸、歯ブラシなどの衛生関連用品も例外です。仕事上必要とされるものも(そういう事態になるかどうかは今のところ分かりませんが)買わざるをえないでしょう。例えば、会社から取るように指示された資格の教科書、とか。異動で今より改まった格好をしなければならないチームに配属になったのでスーツを買い足す、とか。

それ以外にも、去年の段階で買わなければならないことは分かっていて、ただ買いに行く時間が取れずに買っていないものや(具体的には、アイロンとお風呂場用の靴)、毎年決まった時期に買い替えているもの(圧力鍋のゴムパッキン)は例外とするつもりです。また、家庭の設備として必要なものについて同居人から何か購入の希望があった場合には(たぶん何も出てこないとは思うけど)、即却下にはせず、必要とあらば購入すると思います。あとは、人へのプレゼントなんかも(する機会があれば)買うことになるでしょう。

あ、それから新聞と定期購読の雑誌もありました。これらも例外です。生きる指針を決定していくのに必要な情報源ですし、そもそも家に長く居座り続けるモノたちではないので。さらに新聞雑誌で思い出しましたが、本やCDでダウンロードで入手できるものは普通に買うと思います。

と、これだけ多くの例外がございますので、不買チャレンジといってもそう大したものではありません。修行がしたいわけではなくて、本当に必要でもないモノをふらふらと買い、ただでさえ狭い部屋を暮しにくくしてしまったり、持たなくてもいいものの管理で時間を失ったりするのが嫌なだけなので、まぁ、こんなところで十分かな、と。

そして、一ヶ月が過ぎましたが、今のところ特になんの痛痒も感じていません。

実際のところ、40代ともなれば生活に必要なものはひととおり揃っていますし、子供もいませんし、物を新たに迎え入れる必要が生じることはそれほど無いように思います。壊れたわけでもないモノの買い替えは、ある意味過去の選択の失敗の証拠みたいなものですから(全てがそうとは言いませんが)、この年齢になってそういう買い替えばかりするというのは、そろそろ知性が問われるようにも思います。

「一日一手放し」の方について、これはきっちり文字通りにできるともやろうとも思っていなくて。もう自分に必要がないと思っていても、実際に家から出すアクションが取れないがために溜まっているものを、少なくとも一日一個くらいは外に出すよう心がけようよ、という単なる掛け声的な何かです(笑)。無理やり何か探し出して一日一個捨てる、とかそういうことをしたいわけではありません。今のところ、何もできなかった日もありますが、洋服ポストとワールドギフトで年初から数えて70個強くらいは外に出せているので、一応クリア、ということになっています。