ダメだって・涙

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2017年9月4日

 

こういうことを言うと確実に非オシャレ認定されてしまうと思うのですが(で、実際その通りなのですが)、靴にあまり興味がありません。

美しい靴、観賞する分には大好きなんです。ただ、自分が実際に履くとなると手入れのしやすさや歩きやすさが優先なので、装飾の少ないあっさり・さっぱりした形、安定した踵を求めてしまいます。とはいえ、あまりにも野暮ったいものはそれはそれで嫌なので、気に入るものがなかなか見つけられません。そして、合皮はすぐにだめになり、蒸れて履きごごちも悪いので、基本的に本革を選びます。でもあんまり高価なのはお財布的に無理です。

 

お洒落じゃないわりに小うるさい、こんな基準をクリアしてとても気に入っていたサンダルが、今年ついに上の画像のようなことになりました。本革のアッパー部は全く傷みがないのですが、インソールだけがぼろぼろ。ポリウレタンめ…。買ったときはインソールの素材は全く気にしていなかったのです。失敗した!

 

本体は無傷なのだし、とても気に入っているのだし、なんとかできないかと思い、伊勢丹のリペアカウンターに持ち込みました(伊勢丹で買った靴だったので)。が、「インソールがこの状態ということは全体的にも傷んでいるので、直してもそれほど長持ちしないと思います。そもそも形状的に応急処置的なことしかできないので…」と申し訳なさそうに断られてしまいました。むーん…何でも直してくれそうな雰囲気醸し出してるのになぁ。「全体的にも傷んでいる」って言ったって、本革部分は無傷なのになぁ…。

 

一旦は諦めて処分しようかとも思ったのですが、対応してくれたのが若いお兄ちゃんだったこともあって、別の価値観(新しいものほど良い、とか、修理代で新品が買えるならばそうした方が得、とか)の持ち主なのかもしれないので、もう少し手元に置いて、相談に乗ってくれそうな修理屋さんを探そうと思います。

ちょっと検索してみたら「他店に断られた靴もあきらめないでください!」っていうフレーズ、結構見かけましたので。

おうオレは三井、あきらめの悪い男…(違う)。

 

あとは、購入時にきちんと素材確認しないとダメですね。今時はポリウレタンを使っていないものを探すのは難しいのかもしれませんが、今後は中途半端なものを買わないように気をつけないといけないなぁと、かなり反省しました。