コンポストワーク所要時間

2017年8月22日

 

今、『Compost City』という本を読んでいます。 

Compost City: Practical Composting Know-How for Small-Space Living

Compost City: Practical Composting Know-How for Small-Space Living

 

 その中で、コンポストシステムの導入に踏み切れない人が抱く4大懸念とその解消方法が書かれていました。

 

曰く、

  1. 場所がない
  2. (出来上がった堆肥の)使い道がない
  3. 虫とか土とかはちょっと…
  4. 作業に割く時間がない

 

以上に対する答えとして、

  1. 狭いアパートに4人のルームメイトと猫と蛇と住んでいようとも、どこかしらスペースは作れるはず。例えば、ホームベーカリーを持っているけれど今まで全然使っていないなら今後も使う見込みは薄い。ならば、それはどこかに寄付してその場所にコンポスト置いちゃいましょう(そんなに都合よくいくか?)。
  2. 使い道がなければ園芸やってる人にあげればOK(少なくとも私にそういう知り合いはいないな…)。
  3. 普段は目に触れず、完成まで手を触れる必要もなく、という方法もあるよ(まだ読み進めてないからどういう方法か分からないけど、日々の生ゴミ処理はそういうわけにはいかんだろー)。

 

と、まるで説得されないのですけれども(笑)、④に対する答えについては、そうそう、ほんとその通り、と思いました。すなわち、「生活スタイルに合ったやり方を選べば大丈夫。」

 

試しに、私が実際に毎日コンポストに費やしている時間を計ってみました。

食後、お茶など飲みながらソファと同化している状態から、「さて、やるかね」と雄雄しく立ち上がり、コンポスターに生ゴミを投入し、カバーを元に戻し、生ゴミが乗っていたプレート・スクレイパー・排水口バスケットを洗い終わるまでの時間です。

何も気にせずのんびりやって、8分20秒。温度・投入量の記入や、重さの計量の時間も含めています。

タイムを意識して手早く済ませて7分。

計量・記録はせずに、「混ぜる・入れる・被せる・洗う」のコア部分のみだと3分。

 

たった3分の手間です。

 

以前も書きましたが、この程度で終わらせるため、用具はよく考えて選び、流れるように作業できるようにしました。

そして時間をかけないという観点からは、用具云々よりも重要なのは設置場所だと思います。ソファから3歩、キッチンから3歩。室内置きでよかった。

 

当初、ベランダに置き場所が確保できずに不承不承室内置きにしたようなところもあったのですが、冷静になって考えてみると私というのはベランダに出ることすら億劫なタイプです。下手に外に設置スペースがあったりしたら、まずは着替えて…というところからのスタートになるでしょうから、時間も食いますし、だんだんと面倒になり続けられなくなってしまったかもしれません。…狭小住宅万歳…。