乾かすのはアリ、らしい

 2017年6月20日

生ごみは可燃ごみか (幻冬舎ルネッサンス新書)

生ごみは可燃ごみか (幻冬舎ルネッサンス新書)

 

週末に図書館で借りた『生ごみは可燃ごみか』を斜め読みしました。

(斜め読みになった理由は、読み始め、「おお、この本は良さそうだ。買って手元に置こう。買ってからちゃんと読もう」、後半、「んー、まぁ、図書館でいいかー」となったためです。)

 

ざっくりまとめると、生ゴミはほとんどが水分なので、水を燃やすなどという極めて無駄なことをやめて、堆肥化するか、それができなければ乾かしてからゴミに出しましょう、という内容でした。

(で、メインは乾かし方の話だったため、とりあえずは買わなくてもいいかという結論に至った次第です。)

 

コンポストがなかなか始められずにぐずぐずしていたときに、せめてできることをと、なんとなく思いつきで干してみたりしていましたが、どうやら正解だったみたいです。

 

干すことで水分が飛んでゴミ処理側でのエネルギーの無駄遣いが減り、家庭側でも軽量化によりごみ出し作業が楽になる、臭いの問題がなくなるので災害等でごみ収集が途絶えてもしばらくは困らない、などのメリットがあるとのこと。

 

乾かすにあたっては、とにかく生ゴミをぬらさないようにしておけば後が楽なので、三角コーナーはやめて、バスケットも浅型にするといい、とのアドバイスでした。

 

この点について、私自身はもともと三角コーナーは使う習慣がなく、野菜くずは発生した時点で直接生ごみ用のごみ箱に入れており、干していた頃は網の上に直行だったので、「そりゃそうだ」くらいにしか思わなかったのですが、どうも同居人が料理をする様子を見ていると、生ごみはシンクの中にキープという習慣は、人によってはかなり根強いようです。彼は、我が家のバスケットが浅型になった後も、同様に生ごみをその上に留め置いています。コンポスト行きの野菜くずをためておくプレートは如何様にも場所を変えられるわけで、そこに置くことがそれほどハードルが高いとも思えないのですが…。

 

これはもはや習性なのでしょうか。蛾の走光性的な。

今のところ困っていないので(私が毎晩のコンポスト作業で片付けてしまいますし、コンポストに多少水分もほしいので)、特に矯正を試みてはいないのですが、やめてほしいとなったら結構手強そうです。


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