2017年5月31日
最小限のスペースで生活している身としては、ある程度大きさのある物品を導入する際にはやはり慎重にならざるを得ません。
さらに、その物品は一般的に「におい」「虫」等のキーワードと共に語られることが多いように見受けられます。
そして、残念ながら上手く機能しなかった場合には処分方法を考えなければならない羽目に陥る可能性があります。
狭い部屋に住むゼロ・ウェイスター(見習い)にとって、コンポストを始めるにあたり、どういう方法を取るべきかの選択は深刻なまでに重大なことでした。
私の長きに亘る逡巡は理解していただけると思います。
そのようなわけで、いろいろなブログを読み漁ったのですが、一番参考になったのはこちら(→)です。
こちらのコンポストに関する記事を読み、基材に燻炭と竹パウダーを使うダンボールコンポストで行こうと決心しました。
(ちなみに、方法としては採用しませんでしたが、とにかく面白かったのがこちら(→)。)
さて、方針が定まったので、あとは必要なものを入手するだけと思いきや、ここでまた私は行き詰まります。
必要なものは、ダンボール、燻炭、竹パウダー、ダンボールの下に敷くすのこ、の4つだけです。適当なダンボールを近所のスーパーでもらい、基材をホームセンターの園芸用品売り場で調達し、100均ですのこを買えばいいのよね、と簡単に考えていました。
ところが、時間があるときにいろいろな場所に立ち寄ったものの、ダンボールはサイズが合わない、竹パウダーなんてどこにも置いてない、すのこすら見当たらない・・・という状況。週末を3回くらい棒に振りました。
他方で、基材を自分でブレンドして失敗してしまったらどうしよう、という不安を感じてもいたのです、実は。
材料も思うように揃わないことだし、初めてのコンポストで失敗してやる気を失なってしまわないためにも、初回はセットになっているものを購入してみて、まずはさっさと始めてしまおう。
そう決めて、自分で買いに行ける範囲で竹パウダーを使ったコンポスト一式を販売しているところを探したところ、
なんとか買いに行ける距離に日野市のごみゼロ推進課がありました(→)。
(距離的に購入先とするには無理がありましたが、愛媛県新居浜市のコンポストも良さそうです。写真が載っているのでとても参考になりました(→)。)
市外の人間でも購入して良いのか日野市に確認の電話を入れたところ、
購入額の補助制度は利用できないし(そんな厚かましいこと考えてませんよ!)、配達はできないけれど(もちろん取りに行きますよ!)、それでもよければどうぞ、ということでしたので早速1つ申し込み、後日受け取りに行くことになりました。(続く)