バスルームとガラス
2017年3月1日
髪は石鹸で洗って、クエン酸リンスで中和します。
クエン酸リンスのレシピは、たぶん前田京子さんの『お風呂の愉しみ』あたりから拝借していたと思います
(普通のシャンプー&リンスから切り替えたのが、少なくとも10年以上前なので、記憶が曖昧です)。
クエン酸リンスには精油を入れていたので、容器はプラスチック以外がよかろうと思い、
バスルームにガラスは危ない気がしつつも、その時々家にあった蓋付のガラス瓶を使っていました。
私は金属アレルギー気味でもあるので、ステンレスのディスペンサーを購入するのは今一つ気が進まなかったというのもあります。
大人二人、ガラスは気をつけて扱うし、数年来こうしているし絶対問題ない、と思っていましたが、
ある日同居人がうっかり平らでない場所に置いてしまい、滑り落ちたガラス瓶はあっさり大破しました。
裸足で過ごす場所にガラスの破片というのはかなり恐ろしく、同居人は可哀そうに2日にわたって浴室を神経質に掃除する羽目になり、本来ならばリサイクルに出せたはずのガラス瓶をただの燃えないゴミにしてしまった罪悪感も手伝って、プラスチックフリーに憧れる私もさすがにちょっと懲りました。
そんなわけで、現在うちのリンスは、クエン酸だけをプラスチックの容器(煎りゴマを入れていたはちみつの空き容器)に入れておき、その場で少量お湯に溶かして使っています。Beth Terryも、既に家にあって、自分に害を及ぼさないプラスチックにまで目くじら立てないって言ってたし。
さすがに美観がよろしくないので、もう少し見目良いものにいずれは取り替えたいと思いますが、
使い勝手は非常にいいのです、これが。
落として割る心配も、無意識ながらずっとしていたみたいで、今はずいぶん気が楽になっている自分に気が付きました。
水+クエン酸+グリセリン+精油という内容のクエン酸リンスが、水+クエン酸だけになってしまったわけですが、
グリセリンについては容器そのものをバスルームに常に置いておくことにし、上がり湯に少量入れ、それを頭から浴びて出る、というやり方に変えました。リンス液に初めから入っていた時には、せっかくの保湿成分を結局は洗い流してしまうからもったいないなと感じていたので、結果的にグリセリンを効率良く使えるようになったのはラッキーでした。
理想と現実の兼ね合いで、1敗1.5勝くらいな感じです。
行き場のなくなった煎りゴマは、メイソンジャー+Cuppowの注ぎ口付き替え蓋に移動しました。