ブレブレな私
2017年2月7日
Zero wasteもPlastic freeも私個人の取り組みなので、一緒に住んでいるとはいえ同居人に強いるつもりはありません。
と言っても、やはり長時間行動を共にするために、マイ箸の習慣などは自然に浸透したようで、先日こちらから何も言っていないのに箸袋作成のリクエストを受けました。
このように良い感じに進展する分野もあるのですが、まるで進まないのがPlastic freeなのです。
資源ごみ回収前夜の日曜日の夜、ふとリサイクルに出すプラスチックの内訳を確認してみようと思い立ちました。
ゴミ袋に入っている状態で重さ350gほどだったので、1m四方ほどのテーブルに広げて写真を撮れるくらいかなぁなどと高をくくっていたのですが、出てくる出てくる、結局思っていたのの3.5倍くらいのプラスチックごみが床に展開される結果となりました。
大体4割が乾麺や乾物の包装、4割弱が生鮮の包装、1.5割が同居人の個人的な諸々(コンビニで買った総菜パンの袋、たばこの包装フィルム、、スズメの餌にしているボーロの袋、一回分使い切りになっている目薬の容器、湿布のフィルムなど)、0.5割が私の個人的なもの(コンタクトレンズ洗浄の一回分ずつ使い切りになっている中和剤容器数個と新調した下着の包装)という内訳でした。
食料品がらみのプラスチック、ちょっと多すぎやしないか。
ここは我が家のメイン料理番であるところの同居人の購買時の選択に大きくかかってくる部分です。
想像するに、同居人は下のように考えているのでしょう。
①調理に必要な食材を揃えることが優先事項なのだから、包装云々には構っていられない。
②リサイクルできるのだから、まぁ仕方ないだろう。
③だいたい、のあちゃんだってプラスチック入り食品を買ってくる。
そうなのです。
私が毅然として
「リサイクルできようと、あたしあプラスチックは買わないんだよ!」という態度を貫いていれば、結果はもう少し違ってくるのではないかと思うのです。
でも実際のところは、プラスチックに包まれた有機無農薬野菜と裸で売られている農薬野菜を前にして、
最近体調管理が等閑だなぁと思えば有機野菜に手が伸びたりもする。
野菜だけならまだしも、どうしてもカニカマが食べたくなってしまって、買い物に行こうとする同居人に「ついでにカニカマ買ってきて」なんて頼んでしまったりもする。
生きていくためにある物がどうしても必要で、手に入る範囲では商品がプラスチック入りのそれしかない、という状況ではないにも関わらず、
プラスチックに入った方を選んでしまっている。
私自身の行動が複数のメッセージを送ってしまっているのです。
そりゃ、同居人も甘いもの好きの私の機嫌を取ろうとしてコンビニスイーツ買ってきちゃったりするよね…(これ、気持ちは嬉しいんだけど結構がっくりくるんだ…)。
たぶんこれからも、普通に暮らしていたら現状のブレブレ状態が続くことでしょう。
何か根本的な対策を練らなければいけません。今のところ良い案が全く思いつかないのですが。