ぺらぺらガーゼティッシュは思わぬところで良い仕事をする
2017年2月6日
一週間ほど前の話です。
そのとき、多分私は浮かれていました。
わーい、今日はJeff Beckのコンサートだよ!
仕事なんかテキトーにやっつけて、終業早々東京国際フォーラムに駆けつけるのだ!
こんな調子で浮かれ飛んで書類の束を片づけていたところ。
がりり。
書類の端を留めているステイプラーの針が浮いていたんですね。
指先が、ほんの2ミリほどですがざっくり切れてしまい、その切り傷の周り3ミリ×6ミリくらいの範囲で、
皮膚表面を持っていかれてしまいました。
血はほんの少しにじむ程度、だけどひりひり痛くて心もとない。
とっさに職場備え付けの救急箱の前まで行ったのですが、
そこではっと我に返ってしまうわけです。……絆創膏って使い捨てだよね。
本格的な怪我ならともかく、今この一時だけ、傷口を圧着しておきたいだけなのはわかっています。
一時間もすれば痛みも引くでしょう。
ここは、我慢だ。
踵を返してデスクに戻るも、落ち着きません。
仕方なく外出時に持ち歩いているガーゼティッシュを巻いて結んでみたところ、
あら、良い感じ(見た目可哀そうな感じがまた!周りに同情で優しくしてもらえる、かも?)。
バンドエイドを巻いているときよりも自分自身の扱いも優しくなるので
(手を洗う時に患部は避ける、とか)、
心なしか直りも早かったようです。
ふふん、紙のティッシュではこうはいくまい。布ティッシュは包帯にもなるんだぜ!
(だれも興味はないとは思いますが、)コンサートは大変結構でした。
BONESの子たちが、本当に恰好よくてね…。
しかし、ロックのコンサートで終始座りっぱなしというのは逆につらかったなぁ。