血の海のピリオドについて
2016年12月21日
20代の頃から布ナプキン一辺倒なので(なぜなら毎月生理用品を買うお金が無かったから!布なら洗えばまた使える、というわけで)、
新たな成果というわけではないのですが、長らく生理用品のごみは出さずに済んでいます。
数年前から使い始めて、私にとってはベストだと思っています。
どういうものかというと、形はただの一枚の布で、生地は無漂白の薄い木綿地(しっかりしたガーゼくらいの感じ)。
ものすごくシンプルです。だけどそれが一番使いやすい。
最初の頃は、よくある市販のナプキンと同じ形に作ってある布ナプキンを使ってましたが、正直お勧めしません。
使い捨てナプキンからシフトしたばかりの頃は、慣れた形なので良いのかもしれないのですが、あれはいろいろと面倒くさい。
まずは、何しろ分厚く作ってあるので染み込んだ血を落とすのが大変です。洗濯後の乾きも遅いから梅雨時とか衛生的にも微妙なんじゃないかと…。
そして嵩張るから替えを持ち歩くのも面倒です。出先で使用後の分をどうするかとか、考えたくもないし。
ジップロックとアルカリウォッシュのスプレーを持ち歩いて、使った後は軽くスプレーしてジップロックにしまっておく、なんて余程マメな方じゃないと無理無理。
その点、単なる布というのは楽です。
洗いやすいし、汚れも落ちやすい。汚れた部分を中に折り込んでいって一枚を数回使うということができるので、替えを持ち歩くことの煩わしさもありません。持って出る場合も薄いのであまり嵩張らない。
問題があるとすれば、スナップ等で留められないのでずれが心配という点くらいかと思いますが、これはクロッチ部分に羽根を挟むことができるようになっているタイプの下着を使えば全く問題ないです。
帰宅後、水を入れた容器に少量のアルカリウォッシュと一緒に放り込んでおき、お風呂に入った時についでにちゃちゃっと洗って終了。一日一、二枚なら苦になりません。
ただ、使用枚数をその程度にとどめるためには、やはりある程度、体の側の技術が必要です。
垂れ流しにしない技術が。
つまり、普段は血が出ないように出口をぴしっと閉めておくんですね。で、用を足しにトイレに行ったついでにまとめて一度に出す、という。
これは意識してそういう風にしてれば自然にできるようになります。
私の場合は、ずっと座っていて急に立ち上がったりしたときにどばっと出てしまう傾向があることが分かったので、
そのタイミングでギュッと締めてから立ち上がるようにしています。
あと、漏れた!と思う瞬間ってあると思うのですが、実はあのタイミングではまだそれほど大変なことにはなっていないので、
そこで諦めてしまわずにいったん筋肉を締めて、すぐトイレで出せば被害は最小限に食い止められるみたいです。
この鍛錬は結構ゲーム感覚で楽しめるので、おすすめです。