くじけてた
2016年12月16日
はっと気が付けば、ブログを1年近く放置してました。
そもそも落ち着いて文章を書く時間が全くなかったというのも大きいですが
(一度書かなくなると文章って本当に書けなくなる!元々書くのがすごく得意というわけでもないから尚更)、
正直言ってZero Wasteというテーマにくじけていました。
まず、余分なパッケージを避けようと思うと、日々の食生活が成り立ちません。
確かにスーパーで買える食材にもプラスチックで包装されていない野菜・果物類は多少ありますが、にんじん1本をプラスチックの袋に入れて売ってるような土地柄、満足のいく食事を作るだけの食材をかき集めることは不可能です。(そもそも、包装の有無でメニューを左右されるのも正直アホらしい。自分の健康のための栄養バランスだって重要なことだし)。
ならば野菜はファーマーズマーケット、肉は肉屋、魚は魚屋、豆腐は豆腐屋、米は米屋で、それぞれ容器を持って行って入れてもらえばいい。
だけど、それをやってる時間がどこにある???
そもそも生活圏内にそういうお店がなかったらどうしようもない。
バルクフーズ(元住吉)、遠い!
私一人の生活ならば、元々はヴィーガン寄りのヴェジタリアンやってましたので、たぶん何とかなったと思うのです。
野菜を自然食品の宅配かなんかにして、乾物はバルクで買って。
しかし現状うちのメインシェフは同居人。肉・魚食べます。そして自分で調理する材料は自分で一つ一つ確認して買い揃えたいタイプの人です。
私と同様、週5日外で働いており、そういう人に「プラスチック包装、家に持ち込むなよな!」なんて言えるわけがありません。
ちなみに同居人はかなり過激なエコロジストで、ゴミ問題については私以上にシリアスに考えてる。そういう人でも、買い物環境が整わないとどうしようもない。(ただ、お惣菜等の買い物に関してはかなり協力的で、コロッケやとんかつなどの揚げ物を食べたいときは容器持参、食パンを近所のパン屋に買いに行くときには、なんと大きな鍋を一つ抱えて出ていきます。)
食パン鍋で買ってきた…↓
”Refuse”は一番大切なアクションですが、ハードルも一番高いと感じます。
売る側が変わってくれないとなー、ドラスティックな効果が望めないんだよねー。
他方、自分の努力だけでどうにかなることはあまりにもささやかで。
そんなこんなで、Zero Wasteに関してはブログに書くほどの成果も上がらず、ただただ仕事に追われていた一年でした。
が、最近久しぶりに情報収集に取り組んでみたらアメリカではZero Wasteをテーマにした個人サイトが結構増えてたり、
去年買ったabeego(ゼロ・ウエイスター御用達、ラップ代わりの蜜蝋をしみこませた布)がつくづく素晴らしかったり、
少しモチベーションが上がってきたので、ここに再登場というわけです。
冬の間は仕事的に少し余裕があるので、コンスタントに投稿できたらいいなと思っています。