衣類の管理について⑨ 手放したものの行方

間引いたお洋服などの行き先です。

 

今までの持ち込み先は、

 

売りものになるもの→ラグタグ

売り物にならないがまだ使用できるもの→洋服ポスト

 

でした。

 

が、今回特定のブランドの服が多かったので、そのブランドの専門店に送ってみたところ、今までラグタグでは二束三文で買い叩かれていたような服たちが、「え、そんなにくれるの???」という値段で引き取ってもらえ、ちょっとした臨時収入を得てしまいました。需要と供給が適切にマッチしているとこんなに違うんだ…と驚きました。

 

洋服・靴以外のファッションアイテムについては、今回初めてメルカリを利用してみたのですが、ちょっと私には向いてなかったかなー…。出品するもの次第という気はしますが、手間ばかりかかってちょっとしんどかったです。PCでスマートフォンユーザーに対応するのが結構大変でしたし(こちらは日中対応できないことを初めから伝えておけば良かったのですが、昼間に矢のようにメッセージが入りまくるのにちょっとめげました)、面倒な思いに見合わない程度の売り上げしか見込めなかったのであまり楽しくありませんでした。中途半端に体積があって、あまり高価ではない物品ばかりだったので、なるべく安くお譲りしたいという気持ちはあるものの、送料との関係で価格設定も難しかったです。売り上げと梱包・発送の手間のバランスを考えると、小さくて高価なものを売るのには良いのかもしれませんが。 

結局数点売った後、出品を取り消してまとめてワールドギフトに寄付してしまいました(笑)。ファッションアイテム以外の雑貨もいろいろ一緒に送れたので、結果オーライ。

衣類の管理について⑧ 第二次間引き

年末に行った衣類の「第一次間引き」では、色や素材やサイズを含めた形の問題で、服自体が自分と合わなくなったものを手放しました。内訳はコート1、ジャケット1、スーツ1、ワンピース1、ボトム4、トップ2、バッグ2、その他1、プライベート用のTシャツなど2、です。 

noa-s.hatenablog.jp

 

結果、クローゼットのバーにかかっている服の量はこの程度になりました。↓

 

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あまり少ないようには見えませんが、寄せれば30cm近くの余裕が作ることができ、ボトム用ハンガー一つに無理やりボトム二つを吊るしていたときと比べると格段に快適になりました。

というわけで、ひとまずはこれにて終了でも本人的には特に問題ないのですが、「第一次」があってその後が続かないのは格好がつかないので、一応第二次間引きについても整理しておきたいと思います。

 

第二次間引きでは、残った服のうち、組み合わせがきかないために活用できていないものがないかどうかを精査しました。

 

精査をするにあたっては、いつぞやのエクセルを使います。 

noa-s.hatenablog.jp

 

  1. まずは今の季節「冬」でソートをかけて、この時期使うものだけを表示させ、単純にトップとボトムだけの総当り表を作り、組み合わせの良し悪しを確認します。この組み合わせで是非着たい、というものだけに○。合わなくもないかな…程度のものは、話を複雑にしないためにも×にしてしまいます。※表の下に貼り付けてあるトップと小物類は組み合わせるにあたって足すことができるアイテムです。これらも含めて考えます。f:id:noa-s:20180122110623p:plain
  2. ○をつけたものについて、コート・ジャケットなどのアウター、鞄、靴も含め、コーディネートが可能かどうかをチェックし、ダメなものは印をつけます(セルにグレーの色を付けました)。f:id:noa-s:20180122110637p:plain
  3. 極端に×・グレーが多いものについて、「これを着るために、将来的に何かを新たに買い足したいか?」と自らに問うてみます。答えが否であり、かつ、この季節にしか着ていないものであれば、諦め候補とします。

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今回、×・グレーが多かったのはマスタードイエローのタートルネックプルオーバーと、黒のスキニージーンズでした。プルオーバーについては3.をクリアできなかったので手放すことにし、ブラックスキニーについては、他の季節に非常によく着ているためそのまま残しました。

トップとボトムがそれぞれ7点ずつになり、「人の記憶は一週間でリセットされるので、同種のもの8つ目からは過剰」という基準もクリアしました(この件にはそれほど拘るものでもないですが)。 

noa-s.hatenablog.jp

 

さて、このやり方には、机上である程度網羅的にワードローブを確認できるという利点があります。そうは言っても、サイズなどの問題で服が物理的に自分に合わないというのとは違って、感覚や気分はその時々によって刻々と変わるものですし、組み合わせの可否についての判断は極めて慎重に行うべきものと考えます。

 

また、理想に燃えているときには、足りなくなった部分はもっと良い物を買って埋めるから、と安直に手放してしまう可能性もあるかと思いますので、一定期間新たなものは買わない前提で居た方が、もしかすると良いかもしれません(そのうち詳しく書きたいと思っていますが、実は私、今年一年モノを買わない実験をすることを検討しています)。現実に明日着ていく服が無いというのは困りますし、拙速な買い替えは時間とお金を圧迫することにもなります。スペースがなくてぱつぱつというのでもなければ、手放すことを第一の目的にはしない方が安全だと思います。

衣類の管理について⑦ 一目で分かればツール要らず

洋服を少し減らして置き場所を一箇所にまとめたら、複数の場所から服をかき集めながら身支度をせずに済むようになり、外出の支度が楽になりました。さらに、整理を始めるにあたっては特に考えていなかった余禄もありました。それは、コーディネートを考えるための管理ツールが要らなくなったことです。

 

実は長いことこのやり方を試してみたいと思っていました。

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毎朝、紅茶など飲みながらソファにふんぞり返ってこのノートをぱらぱらと眺め、コーディネートを心ゆくまで練りたい、などと(練るほどの服もセンスもないのにね)。

ただ、私には全く絵心がありません。このリンク先の写真にあるような「なんとなく形が分かる程度に、ラフに」以上にとんでもないことになるのは確実ですし、何よりそれは自分で見て楽しめない。今持っていない色鉛筆も必要になりますし。

ならば、写真に撮るか。いや仮に写真撮影までは頑張れたとして、うちにはプリンターがないよ。しかもどうにかしてプリントアウトしたとして、それをいちいち切って貼るのか???無理だなー。ならばポラロイドカメラか?…カメラ買うの?写真好きでもないのに????

 

自問自答しているうちに月日は流れたわけですが、うっかりチェキなど入手してしまわなくて本当に良かったです。ソファのすぐ隣にはクローゼットがあり、何があるかは扉を開ければ一目瞭然、なにもノートやパソコンやスマートフォン上で考えなくても、実物を見れば事足りるわけです。

管理ツールだと洗濯中・メンテナンス中のアイテムも選択対象になってしまうので、これで行こうと決めた服がいざ着てみようと思ったら無かった、などという事態もありえます。ですが、現物合わせでしたら、そこにあるものしか選べないことは分かっているので時間のロスもないように思います。

これがウォークイン・クローゼットだったりすると目視しないといけない範囲が広くなりすぎて、また話は違ってくるのかもしれませんが…狭小貧民窟万歳(結局いつもこれ・笑)。

秋冬コンポスト2ヶ月経過

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 衣類の整理にかまけて記事を書くのが遅くなってしまいましたが、使用開始から二ヶ月経過したダンボーコンポストの様子です。

 

12月末までで累計投入量は約6.6kg、一ヶ月間の平均温度は21℃くらいでした。秋冬コンポストになってから温度が上がらないのが悩みでしたが、実際のところは室温自体もかなり低いので(最高で15℃くらい)、それなりに分解は進んでいるようです。

 

今年の冬至の柚子湯に同居人が人の頭ほどもある巨大な「鬼ゆず」とやらを買ってきてしまい、それはそれで面白かったのですが、使い終わった後に重さを量ったところ1kgもありました。全くなんということをしてくれたんだと思いながら4分割し、それぞれを細かく切り刻みながら日をずらして投入していったのですが、ありがたいことに皮の油分が微生物には嬉しかったらしく、月末までにはきれいさっぱり消えてなくなりました。

 

それから、温度を上げるためにはひたすら攪拌と教わったので毎日張り切って混ぜていたのですが、ある日投入する生ゴミが無く一日作業をスキップしてみたところ、次の日には温度が24℃になっていたことがありました。この時期、自分も含め寒さで生き物は動きが鈍っているようなので、もしかすると微生物も少しそっとしておいてあげたほうが落ち着いて活動できるのかもしれません。人参や大根など、普通の野菜は完全に無視されていますが、焦らず気長に様子を見ようと思っています。

  

ところで先日Litterlessでベジ・ブロスの作り方が紹介されてましたけど()、なんなんですかあれは!全然野菜くずじゃないよ、あれ。普通に食べられる部分だよ!これだからアメリカ人なんてのは(苦笑)。まぁ、写真映えを重視してきれいめに作ったのかもしれませんけど、貧しい倭人はびっくりしましたとさ。

衣類の管理について 雑談:「ダンシャリ」が嫌いだという話

断捨離という表現が実はあまり好きではありません。「捨」しかしない人ほどダンシャリダンシャリ言っている印象があるので、ダンシャリという響きから何か安直さのようなものを感じてしまうせいです、たぶん。

とは言うものの、「今」の自分にフォーカスして「過去」と「未来」に囚われたモノの持ち方をやめる、という考え方自体はとても良いと思います。(一応教祖の方の本は一冊図書館で借りて読んでみたのですが、内容がふわっとしていて今ひとつよく分かっていない気がするので…それは断捨離の理解からは外れる、ということであれば是非教えてくださいませ。)

 

さて、良い考え方だとは思いますが、今だけにフォーカスしすぎると(そして世間一般で唱和されているダンシャリの様子からするに)、全体として見たときに深みに欠けることになるような気がしなくもなく…。

特に着る物についての話になりますが、私は、古い服を数年後に新しい服とうまく組み合わせて着ることができたときの方が、新しく手に入れた服だけで全体を構成したときよりも満足度が高く感じるクチです。その服の自分との歴史が「自分らしさ」に寄与してくれるように感じるからかもしれません。

 

なので、服に関しては、今着るものだけを残してそれ以外をばしばし処分してしまうと、数年後の着こなしが何か浅くならないかなと(こういう考え方こそが「未来」への囚われなんでしょうけど・笑)。そのようなわけで、今のライフスタイルや気分やモードからかけ離れていて、向こう数年着る機会はないであろう、という服であっても、すごく好きなものだったら、管理の負担にならない程度の量までなら良しとして、稼働中の服とは別にして保存しています。

 

↓使っていない布に包んで、ソファベッド下の収納に退避中

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この件はある程度は好みの問題だと思いますし、人ってとにかく飽きる動物なので、新しいものが必要になるというのも当然なんですけど、どんどん捨てて、どんどん入れて、ってやっていると永久にダンシャリし続けないといけなくて疲れないのかなーと思います(節目節目の持ち物の見直しはもちろん必要だと思いますが)。