先日の元住吉
2017年7月28日
少し前の話になりますが、今月の三連休の中日に元住吉のBulk Foodsに行きました。
5月にも行っているので、次は早くても3ヶ月後くらいにするつもりでしたが、一週間の使い捨てプラスチック断ちを敢行するには、さすがにバルクに頼らないと無理があると思ったもので。
こちらが今回の事前準備表です。
店員さんもこちらのやり方を憶えてくださって、あちらから「レジ打ちのときにそのメモをお借りしていいですか」と声をかけて下さいました。ありがたいなー。なので今回お店のシール(容器の重さと商品のコード番号をメモするためのもの)は一切使わずに済みました。
今回は大豆を大量に買うぞ!という意気込みだったのですが、欠品中で残念。買ってきたものは、
ミックスナッツ、ミックスビーンズ、レーズン、ドライパイナップル、極小黒豆、高野豆腐。
タイム、粒胡椒、雑穀ミックス、ひよこ豆、乾燥わかめ、ピスタチオ。
ところで、スパイス類をバルクで買うの、かなりお勧めです。
使い方にもよりますが、私の場合、「小さじ1杯」「大さじ1杯」という単位でしっかり入れることが多いので、スーパーなどで買う小さいボトルは非常に使い勝手が悪いです。ぱっとスパイスを入れたいときに、まず蓋を取り外し(「蓋を開け」ではなく)、さらに穴の空いた中蓋を外し、使いづらいために使用頻度が低いせいで固まってしまっている中身に菜箸を突っ込んでほぐし、計量スプーンが瓶の中に入らないため、ボトルから中身を計量スプーンに振りいれ(その際に回りにこぼし・笑)、しかる後にようやく鍋にスパイスを投入、というのがこれまでのやり方だったわけですが、バルクで買ってきたスパイス類はメイソンジャーや空いたマスタードの瓶に入っているので、単純に蓋を開けてスプーンを入れ必要量を掬うだけ、と格段に楽になり、ストレスが一つ減りました。常備しているハーブ・スパイス類、いずれ全てバルクで買うようにしたいです。
…瓶が必要ね。マスタードたくさん食べないと!(違う)
大豆欠品により、大幅に変更された買い物メモはこちら↓
プラスチック包装断ち、その後
2017年7月27日
一週間のプラ包装断ち期間が過ぎた土曜日、私と同居人が買いに走ったプラスチックパッケージ入りの食品は以下でした。
同居人:
豆腐
練りわさび
りんごジュース(紙パックの)
私:
マッシュルーム
エリンギ
…あれ?? 同居人、肉買わなくていいの…??
終わった途端に食品トレイ入りの肉を買い込んでくると予測していたのですが、意外にも豆腐が食べられなかったのが一番辛かった、と。
彼の肉への執着がこの程度だったのならば、もう私は肉料理作らなくてもいいのかも。
何度か書いていますが、うちは朝食は各自用意、昼食は私、夕食は同居人が担当することになっています。同居人は、外で体を動かして働いており、昔から肉肉とうるさいタイプなので、こういう人に持たせるお弁当はやはり動物性たんぱく質を大量に入れなければならないのだろうと思い込んでいましたが、この一週間の様子を見るに、豆さえ食べさせておけば大丈夫な雰囲気…。
私は現状何でも食べる人に戻りましたが(脱ステロイド期~回復期は完全菜食でした)、実を言うと生肉に触るのはちょっと苦手です。毎朝、早朝の薄暗い台所で、睡眠不足で朦朧としながら、ぐねぐねと逃げる肉に包丁を入れるのは憂鬱でした。豆なら週末に大量に茹でて冷凍しておけば、朝は必要量掴んで鍋に放り込むだけです。ほしい豆はほぼバルクで調達できることも分かったので、プラスチックごみも出さなくてすみます。
私と同居人が昼と夜のメニューのバランスについて打ち合わせをするわけでもないので、昼に鶏肉を使ったスープを食べたのに夜のメインもチキン、などという過剰な事態が割合頻繁に起きていました。昼は豆が主菜、と決めてしまえばそういう心配もなくなります。
実際に試してみて大丈夫という確信が持てないと踏み切れない部分だったので、たった一週間でしたがPlastic Free Julyに参加してみて本当に良かったです。
プラスチック・ジャーナル まとめ
2017年7月26日
一週間、ちょっと異様なレベルの真剣さでPlastic Free Julyに取り組みました。
結果:今週の資源ごみに出すプラスチック、60g(月曜日に容リ法対象プラごみを一回出してしまっているので、正確には5日間分ですが、連休中は特にごみは出ていなかったのでほぼこれで全部のはずです。)
内訳は、主に、以前から家にあってこの一週間で使い切ったものと、同居人の個人消費です。
同居人が食べたチーズ、何故必要なのか私にはよく理解できないだしパック(鰹節でよくない?)、ツナ缶の周りのフィルム(あれ?騙された???同居人め…)、パスタの袋、そばの袋、そばが束ねられていたバンド、同居人の浅煎りコーヒーの袋、私がプレゼントでもらったクッキーの袋、同居人のワンカップの蓋、同居人が養っているベランダのすずめ用ビスケット。
この週に外から新しくやってきたものは、上記ツナ缶のフィルム(これはどういうことだろう?と聞いてみたところ、「プラスチックなことは解っていたけど、こっそり外しておけばばれないと思いました。どうしても食べたかったんです。ごめんなさい!」とのこと。うーむ…いろいろと問題を孕んだこの発言…)と、私が定期購読している週刊誌が届くときの包装です(テレビを持たない我が家にとってこれはどうしても必要な情報源なので今のところやめるつもりはありません。本屋に行って買えばこのゴミは出ないということは承知しているのですが、そうするとおそらく買わなくなってしまい、元々大して無い社会性がさらに失われそうなので…)。
通常は一週間で200~350gくらいなので、自分で言うのもなんですが、かなり頑張った方だと思います。
ちなみに、この「通常」に至る前は大体350~450gくらいだったところ、「なるべくバルクで買い物をする」「なるべく自分で作る」という努力で100g程減らしています。ペットボトルの外側のフィルムが一枚0.5gくらいなので、100g減るというのは相当なものだと思いますが、今回それをさらに上回る削減。いやー。頑張った。というか、かなり無理をしました。うちは初老&中年の家なので、こんな実験じみたこともできますけど(まぁ、同居人が内心嫌がっていたことはツナ缶事件で判明しましたが・笑)、子供さんがいらっしゃるようなお宅では、食べるべきものを優先する必要があると思いますので、買い物環境によってはなかなか難しいでしょうね。
以下の写真6枚は、今年の2月時点の一週間のプラゴミです。
「プラスチック・フリー、やらなければいけないのは分かってるんだけど、必要なものは買わざるを得ないから難しいやね」とか言っていたころのもの。こうして比較してみると、なかなか感慨深いものがあります。
さて、この一週間の水準を今後も保てるならばとても喜ばしいことですが、正直いくらチャレンジャーな我が家でもそれはさすがに…。だからといって、また元通りに逆戻り、とはならないと思います。やはり、実際に取り組んでみたことでいろいろと有益な気づきや進歩がありました。これは、私の場合「なるべく買わないようにする」というレベルの取り組みでは得られなかったものなので(何しろ想像力が乏しく実際に問題に直面してみないと対策が思いつかないタイプ)、協力してくれた同居人には心から感謝しています。
プラスチック・ジャーナル⑤
2017年7月25日
(期間一週間でPlastic Free Julyにチャレンジしています。続きです)
五日目:水曜日(Avoid single-use plastic packaging)
本日のお弁当のスープの具は、皮むき緑豆、長ネギ、干し野菜、高野豆腐と乾燥しいたけスライス。味噌とオイスターソースで味付けし、内藤唐辛子少々。なかなか美味しくできて満足。乾燥しいたけスライスは、干ししいたけの代わりに使うつもりで以前バルクで買ってきたもの。当初「似て非なるものだった、失敗した!」と思っていたが、干ししいたけと比べるからイマイチなのであって、ただの乾燥キノコだと思って使えばそれなりに良い出汁になる。
夕方、「野菜のばら売りがなかったらどうしよう」と脅えつつスーパーへ。幸い今日はばら売りコーナーが出現していたため、ありがたくトマトと玉ねぎと人参を購入。
別のスーパーで買い物をしてきた同居人はパッケージの問題で購入できるものが全く見つけられず、「きゅうり一本だけかごにいれてレジに行くのが恥ずかしかった」としょんぼり。
夕飯は、ご飯に週末に仕込んだ黒豆納豆(初めて食べたけど美味しい!)、きゅうりのサラダ、冷凍庫にストックしてあった鯖など。
六日目:木曜日(Avoid single-use plastic packaging)
お弁当のスープ大成功で気を良くする。今までお弁当用に作るスープは短時間で調理できることを重視していたため、野菜をきちんと炒めて甘みを引き出す等の丁寧さが必要なヴィーガンレシピは初めから諦めていたが、今回、ヴィーガンのレシピをベースにしつつ、通常の「材料を刻んで沸騰するまで加熱し保温ジャーに移すだけ」の工程でもきちんと美味しいものができた。それは多分スパイスのせい。スパイスを使いこなせるようになったら、買い物と調理はもっと自由になるかも。
夕食は、瓶詰めアンチョビとフレッシュトマトのパスタ、キャベツと玉ねぎの卵とじ、アボカド。
夕食後、洗い物をしながら、シンク周りがすっきりしているのに気づく。いつもだったら洗った後の肉類のトレイやらプラスチックの袋やらがごちゃごちゃと立てかけてあるのに、それが全くない。なんて清々しい。
七日目:金曜日(Avoid single-use plastic packaging)
スープは自家製もやし(緑豆スプラウト)をメインに味噌味で。バルクでソイミート買っておけば良かった。豆ばかりだとさすがにちょっと飽きてくる(まぁ、ソイミートもさかのぼれば結局は豆なわけだが…)。
夜帰宅すると、タッパーに山盛りコロッケが待っていた。「タッパー持って行って買ったよ、使い捨てプラスチックじゃないよ」。それって…それって…「調理器具を所有したくないので食事は全て外食です(えっへん)」とか言っちゃってる男ミニマリストみたいじゃない…??
納豆チャーハンと茗荷そば(なんと!パッケージレスで茗荷が売っていた、と。そんなの見たことない!そして何故主食二品?)、コロッケ、前日のキャベツの卵とじの残りで夕食。
7日間のチャレンジが終わり、「明日はいろいろ買いまくるんだ♪」と同居人。それじゃ意味無いだろと思いつつも、本当に頑張って協力してくれたのでよしとしよう。お疲れ様でした。
(続く)
C'est si bon, mais...
2017年7月24日
今更なんですが、週末、麻布十番のオーガニックスーパーBio c’ Bonに初めて行ってきました。オーガニックらしい、というところまでしか知らなかったのですが、ブログを見てくださった方からバルク・セクションがあると教えていただき(ecoaromatiqueさんありがとうございました!)、ずっと気になっていたお店です。
個人的に、ここのバルクはすごく気に入りました。というのも、皮付きのレンズ豆とキドニービーンズがあったから!
私は豆類は特にこの二種類が好物なので、元住吉のBulk Foodsで買えなくてずっと困っていたのです。今はついこの間Bulk Foodsで買ってきたミックスビーンズが大量にあるので、とりあえずレンズ豆とクスクスだけ買って帰りました。麻布十番ならば気軽に行くことができる場所なので、元住吉に行くときのような、次は当分来られないから買い漏れがあってはならない!という妙な緊張感なしに、大らかな気持ちで「とりあえず」の買い物ができます。嬉し。
とは言うものの、ecoaromatiqueさんから伺っていた通りスーパー側が提供する紙袋で買い物しなければならないのはやはりちょっと残念です。バルク・セクション内は基本無人で、自分で重さを量ってバーコードシールを印刷して…、という買い方なため、仕方がないことなのかもしれませんが。
あと、重さに影響させないためだろうとは思いますが、この紙袋がうっすいの。儚げすぎてドキドキするレベル。そしてレジでは当然のように、この紙袋の上からビニールをかけられそうになって焦りました。そのときはもちろんお断りしましたが、会計をしながら、「しかしこの紙袋、すぐ破けそうでちょっと怖いですねー」と口走ったら、「だからビニールを・・・」と言われ、「あ、なんでもないです!気にしないでください!!!」と慌てて口をつぐむ羽目になりました(笑)。
私もecoaromatiqueさんの真似をして、紙袋を取っておいて再度使うつもりではいますが、何回使えるかなぁ。3回くらいが限度なような気がします。特に今回自分で印刷したバーコードシールをうっかり貼ってしまって後から一生懸命剥がしたのでその部分が薄くなっちゃったのですよね(ばか…)。
生鮮に関しては、ウェブサイトの写真で見るほど裸売りではなく、同じ種類の中で、半数くらいは裸でグラム売り、残りはあらかじめプラスチック袋に入れ値段も印刷済みで、ぱっと手にとって買って行きたい人にも備えている、という感じでした。