コンポスト、はじめました①

2017年5月18日

 

先日も書きましたが、5月1日に待望のコンポスト導入を果たしました。

まだ半月程度しか経っていませんが、もはやコンポストなしの生活は考えられません。

明らかに、住環境が快適になり、もちろんごみ出しの際の手間も減りました。

 

まず、ゴミ箱が一つなくなりました。

我が家には所謂くずかご(trash用、以下ごみ箱T)、生ゴミ用のごみ箱G(garbage)、容器リサイクル法対象のプラスチック用ごみ箱P(plastic)、そしてスーパーで回収している紙パックや食品トレイ、たまに発生する不燃ごみ(水道周り補修の業者がポストに投げ込んでいくマグネットシートとか)をストックしているごみ箱O(others)の4つがありました。

 

ごみ箱Tは、良くある投入口がスイングするタイプのプラスチック製。

ごみ箱Gは、これも良くある足でペダルを踏むと蓋がぱかっと開く金属製。

PとOは、ペリカンです。

 

コンポストを始めたことで生ごみ用というジャンルが不要になったので、より堅牢な造りのごみ箱Gを残してTには引退してもらいました。

G・P・Oには壁際の定位置が確保できていたのですが、Tには長らくそういう場所を作れず常に他の家具の手前に置かれており、後ろにあるものを取り出す際、少し煩わしく感じていました。それがきれいさっぱり無くなって大変気分が良いです。

 

ごみ出しの際には、Gにライナーとしてあらかじめ入れてあるゴミ袋を使ってごみを出すわけですが、これまでのTの中身をGに移す、という手間が無くなりました。ごみ出しの準備は袋の口を結んで終了、です。

(この他にもまだまだ細かいメリットがあるのですが、今日のところはこの程度に)。

 

生活に良い効果があるということも大きいのですが、私にとっては堆肥化作業自体の面白さの方が今は勝っている感じです。

始めて10日目くらいから温度が上がり始め、順調に分解が進んでいるのが楽しくて仕方ありません。

 

Zero Wasteを目指し始めたばかりのころは、何で日本にはコンポストサービスが一般化してないんだ、インドにだってあるのに()・・・とよく嘆いていたものですが、こんな面白いこと人になんか任せられないよ!

 

これから暑くなったときにどうなるかは未知数ですが、今のところ実に順調、良いことばかりです。

 

始めるにあたって参考にしたブログや、入手の方法、具体的な毎日のオペレーションなど書きたいことがいろいろあります。少しずつここでご報告の予定です。

 


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からしスプーン

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2017年5月17日

 

 ミントの歯磨きペーストの作り方が載っていた『はっか油の愉しみ』に、ペーストを歯ブラシに乗せる際には「からしスプーン」なるものが具合が宜しい、と書いてありました。 

はっか油の愉しみ

はっか油の愉しみ

 

 

私はこの本を読むまでそういうものが存在するということを知らなかったのですが、確かに家にあるティースプーンではペーストが必要量以上に取れすぎてしまうため、以来ずっと探し続けてきました。

 

東急ハンズでは、ご丁寧に「からし」と刻印してあるものと、ぺらぺらした安っぽいものしか置いていなかったので、そんなものかと思って一時は代わりにニールズヤードの豆さじを買うつもりでいました。

しかし、ある日新宿通りのニールズヤードを見てみようとしたらお店がなくなってしまっており・・・(伊勢丹のビューティーアポセカリー内に入ったようですが、そういうところにメイン商品以外のものが置いてあるとも思えず、特に探しに行ってません)。

 

そうこうするうちに合羽橋に行くことになり、漏斗を探しに入ったお店であっさり写真のものが見つかりました。120円。

 

あいにく、使い勝手は期待していたほど完璧ではないです。というのも、ペーストのゆるさに対して、名前こそスプーンですが先端にくぼみがないので、掬うということができず、ペーストがとろとろと流れ落ちてしまうのです。

とはいえ、平らな先端はペーストを歯ブラシに置くときには無駄なくきれいにつけることができ、そういう意味では確かに良い具合です。豆さじだとこの局面では逆に使いづらかったかと思います。

そんなわけで、スプーンの表面にまとわりついたごく少量だけを使えば十分、と言い聞かせ日々愛用しています。

 


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漏斗

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2017年5月16日

 

今年の誕生日プレゼントには写真の漏斗(ろうと/じょうご)をリクエストして買ってもらいました

(これを選ぶために先日合羽橋に出向いたわけです)。

 

デオドラントスプレーやクエン酸リンスをもっと楽に作りたい、というのが入手の動機です。

今までは計量カップの中で重曹クエン酸を溶かしてから(なかなか溶けない)、口の細い壜の中にそれを注ぎ入れる(そして若干こぼしたりする)、というやり方をしていました。

大した手間でもないのですが、夜さっさと寝たいのに次の日から使う分を切らしてしまったときなど、いつまでも重曹クエン酸が溶けてくれずに延々とかき混ぜ続ける時間というのが私にとっては結構苦痛でした。

ここで漏斗を使って材料だけとりあえず容器に入れておくことができれば、後は壜の中で時間が勝手に解決してくれますし、それならば計量カップに入るものも水だけになるので、使用後ただ拭くだけでよく、洗う一手間が省けます。

 

そう思ってかなり前からリクエストしており、同居人も張り切って取扱店を探して連れて行ってくれたのですが、その後クエン酸リンスは作るのをやめてしまったため、残念ながら現状重曹デオドラントを作るときくらいしか理化学系には出番がありません。

そのかわり、先日バルクで買ってきたゴマを炒ったときに、それを壜に戻す際、良い感じで使えました。まだ試してませんがもしかしたら粒胡椒を胡椒引きに移すときなんかにも使えるかもしれない。

なんにせよ、小ぶりで邪魔にならず、とても気に入っています。

 


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着々と進んでおります

2017年5月15日

 

今年の5月の連休はいつもよりまとまった休みが取れたせいもあって、

Zero Wasteに関する諸々が大分進展しました。

新しいことを始められたり、今まで少しずつ進めてきたことが軌道に乗り始めたりで。

 

一番大きかったのは5月1日からダンボーコンポストが始動したことです。

今のところ順調に稼動しています。

これで、私がコンスタントに排出する燃えるごみは歯列矯正に使う輪ゴムだけになり、

家全体としては同居人の使ったティッシュが一日に数枚程度というところまで来ました。

 

プラスチックのリサイクルも、ちょっと反則気味なマシンを導入したり(これについては後日いろいろと書くと思います)、

必要だと思っていた食材をやめてみたりで、以前と比べて25%程度減ったかな(ささやか過ぎて涙が出ますが・・・)。

 

物事を改善するに当たってまず重要なのは現状把握である、というようなことをよく耳にしますが、確かにその通りだったと思います。

同居人が怪我をして私が家事を全面的に預かるようになったことで、現場を本当の意味で見ることができ、

今まで、あー、ごみ出てるねー、減らないねー、あ、捨ててくれたのねー、ありがとねー、で終わっていたところを、

具体的にどんなゴミが出ていてそれに対して何ができそうなのかを日々考えられたのは貴重な体験でした。

 

最近怪我も大分治ってきて、また権限が同居人に戻りつつあるので、その前に道筋がつけられて良かった(もちろん怪我が治りつつあるのも良かった・笑)。

いろいろと絶妙のタイミングでした。

 

具体的な話については、これから少しずつ書いていきます。

水ルーティン

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2017年5月11日

 

以前にも書きましたが、飲用・調理用の水は一晩程度汲み置きして塩素を抜いた水道水です。

汲み置きには最近までオールドパイレックスのキャセロールとガラスのジャーの二つを使っていましたが、

同居人休業中にて在宅時間が長くなり、上記二つでは水の量が足りなくなってしまったため、ジャーをもう一つ買い足しました。

日中二人とも仕事に行っていたときでも足りなくなることは時々あったので、3つ体制にしてとても快適になりました。

 

さらに浄化用の炭も、この機会に100均あたりで適当に買ってきたちっぽけな炭(炊飯用?)をやめて、きちんとした備長炭を新調しました。

 

手順ですが、一つの容器の水を使い切ったら、軽く洗って水を入れ、少し放置し、その後に乾かした備長炭を入れています。

最初から炭を入れても問題ないのでしょうけれども、なんとなく少し塩素が抜けてからの方が良いような気がしてこのようにしています。

備長炭自体のお手入れについては、本当は都度煮沸・乾燥したものを使うのが一番だと思いますが、浄化の効果が出なくなったらやればいいよねということで同居人と合意が取れたので、まぁ、一ヶ月に一回くらいまとめてすればいいかなと思っています。

 

その浄化の効果ですが、私自身は繊細な舌を持っていないのでよく判らないのですが、同居人曰く、格段に味がまろやかになっているとのことです。

 

※写真のネコの抜き型は、「ただいま塩素抜き中、飲んじゃだめ」の目印です。